最近、マロンとは、毎日のように、

騎乗することよりも、側に寄り添い、

体を撫で、コミュニケーションを取ることを

重視して接して来た。

 

 

目的は、騎乗しようとする時、

嫌がって逃げようをする癖を解消するため。

 

 

 

そのお陰で、騎乗する位置に立っても、

だいぶ落ち着いているようになったが、、、

 

 

足を鎧に入れようとすると、

まだ、反応して動き出す。

※馬は心で意図しただけでも感じ取る能力がある

 

 

補助なしで乗れるようにするのに、

あと、少しのところまで来ているのに、

ここから先が進まない。

 

 

 

 

そんな時、恩納村の図書館で、

次に借りる本を探してたら、

結構、面白そうな本があったので、

まとめて借りてきた。

 

 

家で読み始めてみると、

かなり興味深い内容がたくさん書いてある。

 

特にこちら、、、

 

馬と話す本

 

 

馬と話すためのポイントだけ

いくつか書くと。。。

 

 

・馬は音を基盤にした言語ではなく、

 内なる声で常に会話している

 

・大型肉食獣の危機を察知する能力の高い馬は、

 人の細かい表情やジェスチャーや服装、

 さらには、筋肉の反応にも敏感で、

 人が次の行動をとる前に、行動を読み取れる

 

・馬は、人間も猫やヤギや犬も、一緒にいると

 群れの一員として受け入れてくれる

 

内なるゼロと外なるゼロが重要

 馬は静かでいることを求める

 

・どれほどわずかでも馬が行う

 全てのジェスチャーには意味がある

 

・馬の反応を感じ取る「間」が必要

 人が「内なるゼロ」になると馬が考え答える

 

・馬は人よりも感情的高まりを手放すのが早い、

 人は感情的な高まりを追体験して引きずる

 

・犬や猫は感情を直接的に表現するが、

 捕食される馬は間接的に表現する

 

 

 

 

調教する時の「常識」との違い

 

「馬に勝たせるな!」

「人間の要求への抵抗を許すな!」

 

って、調教する時の「常識」だが、

馬は本来リーダーに従う動物

 

 

 

信頼尊敬調和受容を育むと、

馬との関係性が確実に変わる。

 

 

 

全部ではないが、直ぐに使え、

試してみたいジェスチャーや馬の意図

 

 

・「内なるゼロ」「外なるゼロ」で接する【最重要】

・人にスペースを与え、注意を払うことが馬の愛情表現

・馬同士のやり方で人にタッチするのも馬の愛情表現

・額を押し付けてくる馬は、スペースを要求している

 群れの中の序列で、自分の方が上だと考えている

・馬がこちらの要求を考えたら”求めること”をやめる

 要求からの解放はご褒美になる

・上機嫌で褒めることは効果的

・理解しようと観察すると馬も察する

・挨拶の息を3回する、最後の一息は長く

 伝わると鼻の穴を広げて挨拶を返してくれる

・馬が鼻の穴を広げて柔らかく息を吸い込むのは

 招き寄せの息であり、馬の愛情をキャッチする

・短く吸う息は、興味を示す

・危機的状況にある馬を落ち着かせるにも有効な

 母馬が使う「愛しむ息」短く鼻から強く吸う

・鼻先近くで3回優しく吐き出す息は友情を示す

・馬が緊張して頭を高く上げた時、同じく頭を高くして

 馬の見ている方向を見て、ろうそくの火を吹き消すように

 息を吐くと、パニックがおさまる

 

 

これでも、ステップ1の半分程度。

全部で、12ステップある。

 

 

少しずつ、試しながら

マロンの反応をみてみようと思う。

 

 

 

いままでは、どちらかと言うと、、、

 

「馬に勝たせるな!」

「人間の要求への抵抗を許すな!」

 

って、考えている部分が強かったが、

馬を撫でることを毎回30分程度したお陰で、

馬の言葉を理解する下地が自分の中で芽生えた。

 

 

このタイミングで、

馬の言葉を理解する本と出会えたのは、

必然だと思う。

 

 

他にも、こんな本も借りてきた。

 

 

 

どちらも興味深い。

 

 

実は、武術の呼吸とも関連があり、

突き詰めて行くと、、、

 

 

結局、「全ての根源」に繋がることにより、

条件なしの幸せを感じ取ることにも、

結びついて行く。

 

こんな事を言っても、、、

 

ちょっと飛躍すぎて、以前の僕なら、

「ピン!」って来ないかもしれないけど。。。

 

 

結局、行き着くところは

同じだと言える。

 

 

ロンズー

 

追申:

頭でっかちにならないように、

身体で感じながら、宇宙のパワーに

アクセスして行こうと思う。

 

全ては、必然だと言える。

 

これらが、今回借りてきた本。