昨日、瀬良垣ホースファームで、

ヤギの赤ちゃんが2頭生まれた。

 

 

お腹の大きな「梅ちゃん」が、

出産していた。

 

 

いつもと違う鳴き声がして、

赤ちゃんが生まれていることに氣づいた。

 

 

 

 

1頭は、元氣に立ち上がり、

初乳を飲み始めた。

 

 

だが、、、

 

もう1頭の白い方は、

立ち上がることができない。

 

 

最初、全く動かず、ぐったりしているので、、、

 

 

「正直、これはダメか。。。」

 

 

って、思ってしまった。

 

 

 

が、

 

 

 

母ヤギが舐めていると、動き出し、

立とうと何度もトライする。

 

 

だが、、、

 

 

 

立てない!

 

 

 

 

「頑張れ!」

「頑張れ!」

 

 

 

って、

思わず声援を送りたくなる。

 

 

 

 

もし、自然界なら、

生まれてすぐに初乳を飲めなければ

それは、正しくを意味する。

 

 

 

 

ヤギの赤ちゃんにとって

初乳は命綱と言われている。

 

 

ヤギや牛は人間と違い胎盤を通して

母から子への免疫(抗体)を受け継ぐことができない。

 

 

だから、、、

 

 

母親が持つ免疫はすべて

初乳を通して子へ受け継がれる。

 

 

初乳が飲めなければ、

免疫がなく、仮に成長できたとしても、

病気になりやすく早死にする。

 

 

 

白い方のヤギは、体のつくりも

もう1頭と比べて細く、弱々しい。

 

 

 

しばらくの間見守っていたが、

初乳を飲むことができないので、

強制哺乳することになった。

 

 

初乳を哺乳瓶に絞って、

人間の手で飲ませる。

 

 

飲ませると言っても、

口を開かず、結構大変。

 

 

なかなか口を開かないので、

鼻の穴を塞ぎ、息をする瞬間に

口を強制的に開き指で初乳をつけて

舐めさせる。

 

 

ヤギの初乳って、練乳みたいに、

ドロドロしている。

 

 

 

 

なんとか飲んでくれた!

 

「良かった!」

 

 

あとで、ネットで調べたら、、、

 

生まれたばっかりの子ヤギは、

活動するエネルギー量が5時間分程度しかなく、

エネルギー源としての初乳を飲まないと、

「低体温症」で死に繋がるらしい。

 

 

実際に、白い方の赤ちゃんヤギは、

体温が低いので、毛布で温めることになった。

 

 

 

初乳を自力で立ち上がり、

飲むことがいかに大切かが分かる。

 

 

 

ちなみに、ヤギの初乳って、人間にとっても

自然が生み出すスーパーフードと呼ばれ、

病気に負けない身体づくりに役立つらしい。

※本来、赤ちゃんヤギのため

 

がん治療に活用する事例もあるらしい。

 

 

 

 

 

人間が手を出すことで、

今回は、赤ちゃんの命は繋がったが、、、

 

 

 

これが自然界だったら、

自分で立ち、自分で飲むしかない。

 

何度か、惜しいところまで行くが、

足が砕けて飲むことができなかった。

 

 

生まれて、数時間内に、

初乳を飲めなければ、

やがて活動するエネルギーも切れ、

低体温症で死を迎える。

 

 

自然はある意味厳しい!

 

 

生まれてすぐに、

試練を与えられ、、、

 

 

自分で立ち上がり、

自分で飲むしかない!!

 

 

 

何度も必死で立ち上がろうとする

赤ちゃんヤギを見ていて、

僕の中で、大切なことを氣づかされた。

 

 

 

「自分で立つしかないんだ!」

 

 

 

って、ことを。

 

 

 

母ヤギは、舐めたり近寄ったりするが、

最後の飲むことに関しては、

温かく見守るしかない。

 

 

 

 

 

いいものを見させてもらった。

 

 

 

 

実は、梅ちゃん、

数日前に、楽しみにしていた、

収穫前のトマトなどの野菜を

みんが食べてしまった。

 

繋いであったロープを外して、

自由に食べ回っていた。

 

 

 

オクラなどは、くきしか残っていない。

 

 

 

 

馬の餌も、ちゃっかり食べている様子に、

 

 

「この野郎っ!」

 

 

って、思ったが、、、

 

 

 

赤ちゃんを産むために、

栄養をつけていたのだと思ったら、

ぜんぜん残念な氣持ちにならなく思えた。(^ ^)

 

 

 

沖縄に来て、こんな貴重な体験を、

毎日過ごしている。

 

 

 

昨日の昼間は27℃まで氣温が上がったので、

氣持ちがよく、自宅の庭で昼のみをした。

 

 

 

その後、BBQコンロを出し、

近くのゆうさんを呼んで、

夕食を一杯やりながら語り合った。

 

 

どんなことを語ったかと言うと、、、

 

 

「お金があるとか、ないとか関係なく、

 このリゾート地で、こんな生活

 物凄く憧れる人いるよね。」

 

 

「だって、会社員だったら、

 今頃、会社で働いているよね。」

 

 

「みんな、お金をいっぱい稼いだ後に、

 こんな自由な生活ができると思っているけど、、、」

 

 

「勘違いしてるよね。」

 

 

「お金がなくても、マインドさえあれば、

 こちらの世界に、今すぐこれるのにね。」

 

 

「ゆうさん、『自由人』になるマインド

 教えてあげたら。。。」

 

「たくさんいると思うよ。」

 

 

「やっぱり重要なのは、

 思い切って手放すことだよね。」

 

 

 

って、語り合った。

 

 

 

ロンズー

 

追申:

自宅の庭で飲むビールと料理が

とっても美味しくて、

昨日は飲みすぎた。笑

 

自宅から歩いてすぐのナビービーチと万座ビーチ。

 

沖縄は夏日だった!