1月に琴電界隈で話題になったRMライブラリーの琴電吊り掛け電車の時代シリーズ。
20日に下巻が発売になり全て買い揃えました。
上から買ってはいましたが、琴電の歴史が詳しく載せられ、動く電車の博物館と呼ばれた昭和の琴電が丸分かりでした。
上では満州へ渡った塩江温泉鉄道のガソリンカーや、琴電50形の詳細。
中では戦後の特急列車たちや、元山陽車両たちの話が見物でした。
更に下は8000系以降の電車の博物館と言われるだけのコアな車両たち。
特に下巻はまさに食あたりを起こさんばかりの内容の濃さ。
お好み料理取り放題のバイキング飯そのものでした。
でもなぜか初のカルダン車両1053形が記載されていたり、1063形が平成12年で引退と記載されていたり。
あれ?
ワタクシが初めて行ったのが平成2年でしたが、昭和50年代の胃もたれを起こしそうな車両陣は乗りたかったなあ。
こんな電車たちが吊り掛けモーターを最高速で響かせながらアメリカ南部みたいな風景をかっ飛ばしていたなんて今では涙ものですね。
せっかく揃えたのでマイ琴電の車両たちと並べてみました。
とてもいい買い物をしました。