えのキングブログ1372号

 

 

 

 

こんにちは。

えのキングです。

 

 

 

 

 

先日、羽咋で一人暮らししている

母親の家に

娘と一緒に行ってきました。

 

 

 

 

 

母の癌の病症は、落ち着き

体は調子よく

元気を取り戻してきました。

 

 

 

 

 

 

娘が、テーブルに置いてあった

認知症予防の数字パズル

見つけて、これやっていい?

と問題を解いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母なりに、認知症にならないよう

頭を使う計算ドリルで

予防をしているようです。

 

 

 

 

 

 

 

認知症の認知

という言葉がありますが、

 

 

 

 

 

認知とはなんでしょう。

 

 

 

 

 

何かを認識・理解する

心の働きです。

 

 

 

また、その結果を指します。

 

 

 

 

そうした認識を可能にする

能力、構造、機構を指します。

 

 

 

 

 

 

 

認知のつく言葉に

認知療法・認知行動療法

という医療や福祉で

使われる言葉があります。

 

 

 

 

 

 

認知療法・認知行動療法とは、

 

 

 

 

私たちのものの考え方や

受け取り方(認知)に

働きかけて、
 

 

 

 

気持ちを楽にしたり、

行動をコントロールしたりする

治療方法です。
 

 

 

 

 

 

私たちは、

何かつらく感じることが起きた時に、
それが良いか悪いか

どちらかに決めつけたくなります。

 

 

 

 

しかし、実際の生活で、

起きた出来事や状況が

良い・悪いと
はっきり区別できません。

 

 

 

 

 

たとえば、

うまくいっているときでも、

ある部分が

うまくいっていないこともあるし、

 

 

 

 


反対に、

思うように物ごとが

進んでいないと思える場合でも、

 

 

 


すべてがダメというわけではなく、

ある部分は、

うまくいってる場合もあります。

 

 

 

 

 

 

ほどほどにうまくいったり、

思うようにいかなかったり、

 

 

 


白か黒が決められない

グレーゾーンという

状態があると思います。

 

 

 

 

 


また、ある出来事が

良かったか

悪かったかは、

 

 

 

 

 

時間が経つ

そのとらえ方が

変化することがあります。

 

 

 

 


良くなかったと思ったことが、

最終的には

良いと思うことに

変わることもあります。

 

 

 

 

 

なにごとも、

決めつけないように

しなくてはいけません。

 

 

 

 

 

えのキングは、

以前まで

決めつけるタイプでしたが、

 

 

 

 

 

最近、ものごとを

自分の勝手な解釈で

決めつけないようにしています。

 

 

 

 

 

 

自分が心配していることが

現実に起こっているのかどうか、
 

 

 

 

 

 

もし起こっていたとすれば

どのように

解決していけばいいのか。

 

 

 

 

 

 

 

現実に目を向けながら

ひとつひとつ確認していく
それが認知療法
です。

 

 

 

 

 

 

認知療法の

基本的前提に

 

 

 

 

人は

出来事そのもの

に対して反応するというより

 

 

 

 

 

その出来事の

自分の解釈に対して

反応する

 

 

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

ある出来事を

どう解釈するかによって

 

 

 

 

思考が生れ、

 

 

 

 

 

その思考によって

 

 

 

いろいろな感情が生まれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえば、

剣道八段審査不合格

という出来事

 

 

 

 

八段合格は、難しい。

まだ、八段の位ではない。

という思考

 

 

 

 

 

 

悔しい。

日々の自分を省みて、磨こう。

また、挑戦しよう。

という感情

 

 

 

 

 

 

 

ブログを書くという

出来事

 

 

何があっても

毎日書かなければいけない。

誰かのためになるように書こう。

という思考

 

 

 

 

 

あーしんどいなぁー

今日も何とか書き終えた。よかった。

という感情

 

 

 

 

 

これらは、

 

 

あるできごとが起きる。

 

 ↓

 

思考する。

 

 ↓

 

感情を抱く。

 

 

 

 

 

 

これが

認知の一連の流れです。

 

 

 

 

 

認知療法は

歪んだ考えを取り除き

その考えから湧く感情を整理し、

現実をしっかり見極める方法です。

 

 

 

 

 

思考の極端な歪みは

不健康な状態です。

 

 

 

 

 

正しい思考により、

健康的な感情を持ち

健康的な行動を起こす

ことができます。

 

 

 

 

 

 

心を乱すような感情が

起きたら、

 

 

 

 

 

自分がそうなってしまった

人間であることを許し、

 

 

 

 

起こった出来事と

その時感じた感情を

あるがままに認めます。

 

 

 

 

 

 

そして、

その出来事がもたらした

悪いことだけでなく

良い点もじっくり見つめます。

 

 

 

 

 

 

最後に、一歩引いて

その状況を広い視野で

眺めてみる落ち着きます。

 

 

 

 

 

自分の解釈を変えるだけ

楽になるし、

生き方が違ってきます。

 

 

 

 

 

決めつけない。

 

 

俯瞰する。

 

 

 

 

 

 

そうすると

とても穏やかに

楽に生きれそうですね。

 

 

 

 

 

 

今日はここまで。

 

 

 

 

 

今日も、読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

また、明日。笑

 

 

 

らしさ輝きプロデューサー 

えのきんぐ:榎 敏弘

 

 

 

 

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