パリのマンダリンオリエンタル内のミシュラン2つ星レストラン「シュール ムジュール パール ティエリーマルクス」の総料理長ティエリーマルクス氏監修レストランのデフュージョン版。
サッポロ銀座ビルを建て替えたGINZA PLACEビル7階のロケーションで、天井高めな開放感のあるつくりで、窓からは銀座和光を始めとした銀座4丁目交差点を見下ろすことができる。
3800円のランチコースは、名物のブリオッシュも提供され、持ち帰りでの購入も可能。前菜とメインを選ぶプリフィクススタイルで、栗のクリームスープと豚ロースのローストを。パリ2つ星の実力の片鱗を感じさせるクオリティは確かであり、価格に見合う満足感を得ることはできると思う。
日本初上陸である外カリ中フワのブリオッシュは、パン職人でもあるマルクス氏自慢の逸品だとしても、1500円はやや割高に思えなくもない。が、マルクス氏の横顔に似せたパッケージはビジュアル映えするし、「パリ2つ星」と「日本初上陸」のキーワードを添えれば、お持たせとしての価値は飛躍的に上がるのは間違いない。