1921年創業の新宿にある老舗とんかつ店。フランス料理店で修行したという初代店主が、とんかつを考案したと言われ、煉瓦亭やポンチ軒と並んで、発祥店として名前が挙がる。
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店内は外観とともに昔ながらの雰囲気を感じさせるつくりになっていて、1階のカウンター席で。ナプキンにはとんかつの上に商標登録とあるため、まるでとんかつを登録しているように思えるが、実際に商標登録しているのは、王ろじの店名の方で、表記がやや紛らわしい(笑)が、元祖のアピールだろうか。
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そんな発祥とも言われるお店でオーダーするのは通常とんかつ、なのだろうが、ここ王ろじには「とん丼」という名のカツカレーがあり、それに。普通のカツカレーとは異なるビジュアルが写真映えするからなのか、王ろじといえば、このとん丼が取り上げられる人気メニュー。
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カレー丼の上に、斜めにカットされた切り口のとんかつが3枚のせられているビジュアルは確かに映える。が、カレーがとてつもなく普通であり、かつとのバランスも良いとはとても言えず、個人的には見かけ倒しとの印象。とはいえ、発祥の諸説にも挙がるほどの歴史と、メニューへのアイディアには敬意を表する、そんなお店。