孤独のグルメに登場したこともあり、人気に拍車がかかり、振られること数度の中華料理店。この日はテーブル席を譲ってもらって何とか入店できたが、外に待ちができるほどの相変わらずの人気ぶりで、店内も活気に溢れている。
メニューのバリエーションは豊富で、看板に豚の文字が並ぶだけあって、豚肉系の料理が多いが、まずは餃子や青菜炒め、枝豆などとラガービールを。キリン生麦工場が近いからか、ラガーの旨さが増す気がする。
欠かせないのは、孤独のグルメ登場メニューのチート(豚胃)のしょうが炒めと裏メニューでもあるパタン麺。裏メニューといっても持ち帰り可の貼紙があるほど定着しており、太めの中華麺をニンニクとごま油で和えた料理は野毛のペペロンチーノとも呼ばれる。シンプルだけに、濃いめな味つけがストレートに伝わる、嫌いな男はいないであろうガツン麺。
どの料理にもしっかりとニンニクがきいており、ビールと合わない訳がなく、飲んで食べて1人2500円のコスパも嬉しい、野毛ツアーではメインに据えたくなるお店。
第一亭 (台湾料理 / 日ノ出町駅、桜木町駅、伊勢佐木長者町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8