今、東京で最も行列ができる江戸前天丼の店と言われる「天丼 金子半之助」の天ぷらめしバージョンのお店。湯島の「湯島 半之助」の系列店で、日本調理師会理事長を務めたことがある金子半之助の孫がその名前を店名にしている。
天丼の店は相変わらずの行列のため、すぐ近くにある天ぷらめしの当店に。天丼ほどではないものの、それでも20時近くで、5人ほどの待ちが。
2台の揚げ台を目の前にしたカウンター席のみの店内は、明らかに「てんや」とは異なり、1000円以下で食べられる雰囲気とは思えない所も受けてるのだろう。
天ぷらめしはノーマルの他に穴子や海老の3種類ある。ノーマルは海老、ハゼ、かき揚げ、かしわ、玉子に野菜4品で、揚げたてを楽しむことができ、ご飯が美味しいのも嬉しい。
個々の天ぷらへの特別な感動はないが、トータルでのクオリティとボリュームを考えての980円は確かに安いし、人気があるのも分かる。しかし、このスタイルならば、やはり天丼で食べたいと個人的に思うのだが、皆もそう思っているからこその列の違いか。
天ぷらめし 金子半之助 (天ぷら / 三越前駅、新日本橋駅、日本橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5