On the Jiro's Training(OJT)第6弾。
三田本店~品川~関内~川崎~歌舞伎町に続いて、今回は高田馬場。
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本来は第5弾で行くはずだったのだが、木曜日が定休日であることに当日行列のないシャッターの前で知り、急きょ歌舞伎町になった経緯があり、今回はリベンジ。

その日は土用の丑の日(二の丑)であり、二郎の丑に(笑)。まあ、丑の日は鰻でなくとも「う」のつくものを食べればよい、とされているので、二郎(じろう)でもいいだろう。

12時30分すぎに訪れると、さすがに並んでいる。しかしそれこそが二郎がやっている証拠だから、逆に嬉しかった。待ちは20人ほどいるだろうか。

師匠と現地で合流し、列に並ぶ。思ったよりも回転はよくなく、列の進むペースも悪いが、震災からマラソン、マハラジャなどの話をしていると待ち時間も苦ではなかった。

ようやく店前までくると、気付いたのが営業時間短縮の貼り紙。
「7/1金より、店主体調不良のため、10:30~13:00」とある。
1人でやられているようで、思わず大丈夫かと気遣ってしまう。
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食券機でラーメン(650円)を購入。30分ほど待っただろうか、店主に呼ばれ徐に店内へ。
食券の札をカウンター上に置く。

隣の若者2人は、まるでスタバかのようにお喋りをしながらゆったりと食べている。師匠も言っていたが、全体的に食べるペースが遅い客が多いようだ。それが回転率が他店と比べて悪く思える要因なのだろう。

マストアイテムの黒烏龍茶をテーブルに置き、目の前の「二郎の掟」を読みながら、無料トッピングをどうするか考える。高田馬場オリジナルのとうがらしは欠かせない、と思い、
「やさいにんにくからめとうがらし」と心の中で復唱し、コールに備えた。
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準備万端のはずだったが、思いのほか声かけが早かったため少々焦る。しかし、そこは自分も二郎6店目でもうひよっこジロリアンではない。冷静さを取り戻し、「やさいにんにくからめとうがらし」をスムーズにコール。ここにジロリアンとしての成長が見える。

馬場二郎は受け皿の上にレンゲを供されてくる行儀のよさ。
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やさいマシは、ほとんどがもやしで食べられないほどのボリュームではない。馬場二郎の特徴は豚が塊ではなく、ほぐれていること。このほぐし豚が柔らかくて食べやすく、スープ
もからめにしてもそれほど濃くなく、暴力性は低く飲みやすい。このあたりが女性客がみられるように、二郎に対するハードルが低く入りやすい二郎といえる。レンゲもそう。
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麺は硬さもちょうど良く、もちもち感を保っていてトータルバランスが高い二郎だ。麺・具・スープそれぞれが自分が行った6店舗のなかでベストではないものの、トータルだったら関内に次いでトップ2といってもいいレンゲ二郎。


ラーメン二郎 高田馬場店ラーメン / 高田馬場駅学習院下駅目白駅

昼総合点★★★★ 4.0