3連休に両親・妹・親戚と新潟へ旅行に。

初日の宿は湯沢の「中屋」であり、14時のチェックイン前に湯沢で昼食をとることにした。

新潟といったら「へぎそば」が欠かせない、と選んだのは「中野屋」
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湯沢ICを降り5分ほどで、越後湯沢駅のほぼ向かいにあり車でも電車でもアクセス抜群。

12時前に訪れたが、お店は満席で5分ほど待った。3連休ということもあるだろうが、なかなかの人気だ。ただ待ちの人のさばきがあまり上手くなく、待つ身としては少々気まずいのは改善を要する。

店内は蕎麦屋によくある木を多用した素朴な造りで、落ち着いた雰囲気。

オーダーはもちろんへぎそばだが、中へぎそば(2人前¥1400)と大へぎそば(4人前¥2800)がある。さすがに2人で4人前はキツイので、中に。頼めば3人前もしてくれるようだが。へぎそばだけでは物足りないので、天ぷら盛合せも一緒に。

天ぷらは、海老×2、ピーマン、なす、舞茸、カボチャが揚げたてで提供される。値段相応。
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へぎそばは、その名の由来のへぎと呼ばれる器に盛られてやってくる。板を剥ぐがはぐ、なまってへぐ、そしてへぎとなったと言われています。板での提供スタイルは山形の板そばにも似ているが、こういう演出って大事だ。食べる前に楽しい気分にしてくれる。
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薬味はネギ、わさび、大根おろし。
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そば自体とその盛り方は板そばとは全く異なる。それはへぎそばのもう一つの特徴でもある、つなぎとして布海苔という海藻を使用していることで、そのため色がやや緑がかっている。

そのせいか、そばは締まってコシがあり、のど越しが実にいい。また束でまとめられているので食べやすく、2人で2人前を完食するのは容易だった。へぎから食べるエンターテイメントも評価できる。

その後合流した両親と妹たちも、座敷でゆっくり食事ができたようで、家族連れにもおすすめだ。


中野屋 湯沢店そば(蕎麦) / 越後湯沢駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5