ヘッドフォンのブログ

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ううう・・・喉がやばいっす(´・ω・`)

てことで書きますぜ




*                 *                 *


「翔・・・。翔・・・。」
静かな戦場に私の鳴き声だけが響く。苦しく悲しく、さきほどまで私は声にならない嘆きを繰り返していた。
隣にいた東さんが私の背中を撫でる。私は東さんに撫でられながらも涙が止まらず、なにも喋ることができなかった。
そんな私を東さんが見つめながら言う。
「莉々・・・。悲しいのはわかるけどさ。今は動かないと・・・。ね・・・?」
東さんは優しい声で私にそう声をかけた。
私が東さんの顔を見るとその顔は笑いかけながらも目に涙が溜まっており、私ばかり泣いていてはダメだ・・・と、感じさせた。
「はい・・・。」
涙をぬぐいながらやっとの思いでその一言を絞り出した。
遠くを見ると憂衣さんとシエさんががれきの山を手探りで捜索していた。
まだ羽の機械の一部しか見つかってないらしく、私はいそいそと二人を手伝いに向かった。
がれきに手と膝をつき、破片などをどかしながら探していく。私は少しでも翔の遺品を、と一生懸命がれきを探っていった。
ふと何かが手に当たった。私はそのなにかをひっぱり引きずり出した。
それは翔がいつも頭に巻いていたレンズのようなものだった。私はこれを頭に巻きつけ機会を作る翔の顔を思い出した。
思い出した途端に目から涙がこぼれ落ちた。私は翔が付けていたそれを胸のあたりで握り締めた。
私はそのレンズのようなものをポケットに入れ、涙をぬぐい、そしてまた捜索を始める。
私の横を東さんが通るが見えた。真剣にがれきをどかし、探る姿はやはり隊長としての頼りがいのある姿がうかがえた。
そんなことを思いながらも私はただ黙々とがれきをどかしつづけた。
「ちょっ・・・!皆、ちょっと来て!!!」
突然東さんの叫ぶ声が聞こえた。その声は驚きつつ焦ったような声質のようだった。
「どうしたんですか!?」
みんなで東さんのもとへと駆け寄る。東さんは私たちひとりひとりの顔をみつめながら静かにがれきの場所を指さした。
その指の先には死んだはずの翔の姿があった。
「翔・・・!?」
私は驚きを隠せない顔、言葉で叫ぶ。死んだはずの翔が気絶しながらもかすかながら息をしているからだ。
驚きと同時に喜びがわいてくる。翔は生きてた!死んでなかった!さっきまで悲しみで泣いていた私の目に嬉し涙が溢れた。
「莉々。悪いんだが急いで榎木を榎木の部屋に運んでくれ。治療は莉々にまかせるよ。
シエルは榎木がなぜ生きていたかを調べるようにしてくれ。」
「「はい。」」
シエさんと私は同時に返事をした。私一人では男の体は重くて運べないためシエさんと憂衣さんに手伝ってもらい運んだ。
絶対死なせない。私が絶対何があっても助ける。・・・死なないで。



ふう(´・ω・`)

なんか話がわけわかめになってきちゃいましたΣ(゚д゚lll)

でも私めげない!(白目