久しぶりにアイデアが降ってきたので書きます。
商社の労働組合で活動する中で、労働組合のあり姿と言うものが少しずつ見えてきた気がするので記事にしたいと思います。
結論から申し上げるあげると、労働者の権利を守る為の役目に加えて、社内外における“組み合わせ"を起こすことが出来る組織だということが分かってきました。
組合とは言葉がもつユニオンであると同時に、組み合わせる組織なのです。
以下、労働組合の定義です。(Wikipediapよりも抜粋)
///QTE///
労働組合(ろうどうくみあい、英語:trade union、labor union)とは、労働者の連帯組織であり、誠実な契約交渉の維持・賃上げ・雇用人数の増加・労働環境の向上などの共通目標達成を目的とする集団である。その最も一般的な目的は、「組合員の雇用を維持し改善すること」である。略称は、労組(ろうくみ、ろうそ)、ユニオン、単に組合と呼ぶことがある。
///UNQTE///
共通目標達成という記載が曖昧なのですが、組合員が求めているものを形にする組織であればいいという認識でおります。
当然ながら、ストライキが起きた際のセーフティーネットとしての機能を果たしたり、福利厚生を充実させたり、社内の一体感を醸成するイベントを企画したりといった機能は最低限持っておく必要があるかと思います。
しかしながら、ここ最近で大企業においてISSUEとしてあがっているものは本当に上記のようなものだけに収束するのでしょうか。
どこの企業もこぞって、『やれイノベーションだ、やれ新規事業だ、やれ掛け合わせ』だと声を揃えて言っています。また、若手が企業に求めているものは高い給料だけではなく、やりがいや成長実感に変わりつつあるのを肌で感じております。
しかしながら、大企業でイノベーションを起こすのはそんなに簡単ではありませんし、求める成長実感を感じれる人は必ずしも多数ではありません。
理由はいくつもありますが、以下に収束されるのではないでしょうか。
●そもそも各人が既に抱えている既存ビジネスがあり、それを捨てきれないでいる。
●部署、会社に閉塞感がある。
●組織が蛸壺化している。
●社員や組織の評価軸が単年度ベース
●仕事が大組織の歯車化
上記のような縛りがあると実は新しいことをやることに対して、課員は勿論のこと、中間層にモチベーションが上がりにくい構造となっております。
また、手触り感のあるビジネスに触れられない為にワクワクドキドキ感を感じにくい環境になっています。
上記を改革する為の一番の近道は、社外との接点、上司-部下、部署間の対話を促進させることだと思います。
これを最も促進できる可能性があるのが労働組合ではないでしょうか。
労働組合はまず会社から与えられているアサインがありません。つまり、商売における説明責任を果たす必要はありません。
その為、他の企業の労働組合との競争を激化させる動きはまず必要なく、競争よりも共創のコンセプトが浸透しやすい環境にあります。その為、実は普通の営業部署よりも他企業との接点が多かったりします。
また、通常の部署では考えられない人数を抱えており、企業によっては数千人、数万人の規模にもなります。更には上記の組合員の声を一気に拾い上げる機能を有しています。更に、日頃から社員とのコミュニケーションを重視していることから、企業における優秀な人材、会社を変革したい人材を把握しております。
こういった特徴を活かして、社内外の人材同士のコラボレーションを行うことで、社内同士の対話を促進することができます。
また、新たなビジネスシーズを組合主導で見つけにいくことで、“組み合わせ”を組合主導で行っていくことで新たな価値創造が出来る可能性があります。
組合の新たな機能としての、“組み合わせ”。
これこそが労働組合に求められる機能ではないでしょうか。