“電撃婚”に見えても、見えていない時間がある
突然の発表に見えて、「電撃婚」「まさかこの二人が」そんな言葉で報道されることも多いです。でも、仲人の仕事をしていると、少し違う見え方をすることがあります。実際には、“突然”に見える関係ほど、見えていない時間があることも多い。周りには見せていなかっただけで、少しずつ関係を作っていたり、何度も話し合っていたり、タイミングを合わせていたり。表に出ているのは、あくまで「結果」の部分だけです。でも、婚活をしていると、どうしてもその“結 果”だけを見てしまうことがあります。「あの人は結婚した」「同世代なのに」「自分だけ進んでいない気がする」そんなふうに、少し焦ってしまうこともある。ただ、見えていない時間があるのは、誰でも同じなのかもしれません。人との関係は、発表された瞬間にできるわけではなく、その前に、長い時間があります。分かり合えなかった時間。タイミングが合わなかった時期。不安になった瞬間。そういうものを重ねながら、少しずつ形になっていく。でもSNSやニュースでは、その途中はほとんど見えません。だからこそ、他人の“結果”だけを見続けると、自分だけ止まっているような感覚になることがあります。婚活は、目に見えるスピードだけで進むものではない。関係ができていく時間は、人によって違います。だから、今見えているものだけで、自分を焦らせなくてもいいのかもしれません。見えていない時間の中で、少しずつ関係は作られていくものなのかもしれません。