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京成線・佐倉駅北口に隣接する、「佐倉ミレニアムセンター」2階で、
座っている女性の銅像を見つけました。
(「佐倉ミレニアムセンター」は、
千葉県の佐倉市が運営する施設です。)
銅像は、朝倉響子さんにより、1999年に作られていて、
「セーラ」と言うのが作品名だそうです。
周りの風景に溶け込んでいるようでいながら、
一種独特の存在感を、強く醸し出しています。
それが、作者である朝倉響子さんの感性なのでしょうか?
朝倉響子さんは、1925年生まれで、
既に、2017年5月で亡くなられています。
20歳の時に、日本の敗戦を経験していますが、
作風は、作品名が示すように、欧米の影響を強く受けています。
(お父様も、有名な彫刻家だったそうです。)
細かな技術的な面は、よくわかりませんが、
この作品からは、深い「悩み」のようなものが感じられます。
モデルの女性は、今、何を考えているのか、
とても興味深く思います。
そして、時を経て、なぜ、今は佐倉駅前の建物に展示されているのか、
聞いてみたい気持ちになりました。