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知り合い(先輩)からもらったチケットで、
国立演芸場の落語会を楽しんできました。
(国立演芸場は、国立劇場に併設した、
演芸に特化した小劇場です。)
国立演芸場のキャパシティは300名で、
全席が指定席になっています。
今回の席は、前から3番目と、
とても見やすく、いい席でした。
客席に入る前の廊下に、1回10円で利用できる、
コインロッカーが設置されていました。
(大型の方は、20円です。)
コートが邪魔だと感じていたので、
早速、10円の方を利用しました。
(実に、気の利いたサービスです。)
落語を聞きに来る、と言うだけあって、
場内は、年配のお客さんばかりでした。
今後は、益々、
このシルバーマーケットは、拡大が期待できるのでしょう。
(落語家自身も高齢化が顕著ですが。)
(65歳以上は、とてもお得な、
シルバー料金も設定されているようです。)
この日は、桂小南治改め、
桂小南の襲名披露を開催中でした。
トリを務める桂小南師匠は、
いつも以上に力を入れて、演じてくれました。
落語芸術協会の定席にも関わらず、唯一、落語協会から、
紙切りの林家ニ楽師匠が、桂小南師匠の実の弟と言うことで出ていました。
(落語家の団体では、落語協会と落語芸術協会が、
二大勢力と言えます。)
(殆どの落語家さんは、どちらかの団体に所属しいますが、
例外として、円楽一門・立川流と言う、独立したグループもあります。)
各演者ともに、パワフルで力の入った高座ばかりで、
とても面白かったです。
大衆演芸としての落語、本当に最高と言えます。
幼い頃、「テジナーニャ」と言っていた兄弟(山上兄弟)が、
すっかり大人になって出演していました。
また、かつて、「オールナイトニッポン」で、土曜日の夜を担当していた、
笑福亭鶴光師匠の現物(芸)にも接することができました。
かつて、「鶴光でおま!」とか「寝さらせ~!」「乳頭の色は?」等と、
叫んでいたのが懐かしいです。
(今は、年相応の枯れた芸を見せてくれました。)
実に、充実した内容で、見応え、聴き応えがありました。
たまには、じっくりと、伝統芸に接してみるのもいいものです。
とても楽しかったです。

国立演芸場
千代田区隼町4-1