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2017年の4月20日(木)に、グランドオープンした、
銀座6丁目「GSIX」に行きました。
実は、グランドオープンの日にも訪れたのですが、
沢山の入場客が、建物を取り巻くように列を作っていました。
とても、中に入れないと思い、入場を諦めたのです。
今回は、約2週間弱が経過し、ブームも落ち着いたかと予想し、
突入(入館)を試みました。
でも、ゴールデンウィークの最中と言うこともあり、
銀座の街は、沢山の人出で、ごった返していましたが。
「GSIX」は、本当に巨大で、
まさに、威圧感を感じるほどでした。
(まるで、要塞のようです。)
商業施設として使用するゾーンは、建物の一部に過ぎません。
「GSIX」は、他に、オフィスや多目的ホール、庭園(テラス)等も、
合わせ持つ、複合型の巨大ビルでもあるのです。
(本当に大きいです。)
建物の中を、「あづま通り」と言う公道が通っていて、
建物の裏側には、大型観光バスの車寄せもありました。
最近増えている、外国人ツーリストへの対応も、
万全にしているのでしょう。
観光バスの乗降スペースの近くには、
「ツーリストサービスセンター」と言う施設がありました。
(ここには、外国人の免税対応や観光案内、
外貨両替やスーベニアも扱うコンビニ等があります。)
まさに、一館完結型の、すごい施設と言えます。
商業施設としての各階(B2F-6F)を見て回りました。
1階を入った時は、やや閉塞感を感じましたが、
2階に上がったとき、あまりに強烈な開放感にビックリしました。
「何だこりゃ!」と言う感じです。
非常に広い、吹き抜けスペースを使用して、
奇妙な赤と白の球のようなオブジェがぶら下がっています。
これこそが、この施設の目玉の1つでもある、
日本を代表するデザイナー、草間彌生さんの作品なのです。
規模は異なるものの、日本橋三越本店1階の吹き抜け(中央ホール)を、
彷彿とさせました。
三越に、あの天女像が備え付けられた時も、
世の中はこのように興奮したのかもしれません。
とにかく、このオブジェは、各階から目にすることができるし、
とても目立っています。
見る角度によって、表情も異なるようで、
適度な主張感が心地いいと感じました。
(女性デザイナーならではの、「感性」でしょうか?)
このオブジェが、本当に、
建物全体のイメージアップに貢献しているなと、確信しました。
松坂屋のあった場所に、「GSIX」は建てられているので、
百貨店(デパート)のように感じますが、そうではありませんでした。
百貨店は、1つの暖簾(屋号)の基に、
商品群をグルーピングし、館としてのアピールを行います。
「GSIX」は、建物としての、統一感のある訴求はありますが、
扱う商品は、千差万別と言うか、あまり統一感はありません。
とは言っても、今話題の商品を扱う、人気ショップばかりですので、
自ずから、似たような路線の商品が揃うことになりますが。
とにかく、綺麗で新しい施設、
トレンドに乗った商品群に、とても感動しました。
(見応えのある、魅力的なショップばかりです。)
商業ゾーンの最上階6階には、「蔦屋書店」が、
新しいコンセプトに基づく新業態を展開していました。
ここは、旧来の本屋とは違い、
文化に触れる、情報に接する空間と言う感じです。
昔のマンガ雑誌等も並んでいたりして、
まるで、図書館のようでもあります。
本好きにとっては、まさに、ワクワクする空間でしょう。
TVの情報番組でも紹介されていましたが、
巨大サイズの本も、展示販売していました。
その他、各階には、
「こだわり」を感じさせるショップが沢山ありました。
高級カメラの「ライカ」や、アウトドア用品の「スノーピーク」、
バッグの「トゥミ」、「ソメス」等が面白いなと思いました。
「ソメス」は、もともと、北海道の砂川市にある馬具屋さんが発祥です。
その高度な技術で、カーボン素材と牛革を組み合わせた、
実に軽くて、機能的なバッグを展示していました。
(銀座店限定の商品で、60万円と言う値段でした。)
こんなに沢山のお店が出ていて、本当に採算がとれるのかな?とも思いました。
(ファッションは、特に差別化が難しいと感じます。)
(草間彌生さんのグッズを売るコーナーは、とても混んでいましたが。)
商業施設は、オープンした時が、
そのベストな状態ではないとも言えます。
「産みの苦労」はありますが、
今後は、お客さんの声が、商業施設を育てていくのです。
悪い物は淘汰されるし、支持を受けた物は、
より工夫をしながら、生き延びていくでしょう。
今、「GSIX」は、施設(建物)としては、最も新しいし、
素晴らしい舞台だと思います。
今後の、「GSIX」がどうなっていくのか、とても楽しみです。
そして、銀座は、やはり「世界の銀座」だと、改めて感じました。

GSIX
東京都中央区銀座6-10-1