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印西市(千葉県)の吉高に、地元でよく知られる、
山ザクラの大木があります。
(樹齢は、推定で300年以上だそうです。)
1本の樹(老木)なのに、大きく枝を広げていて、
毎年、春には沢山の花を咲かせます。
山ザクラは、ソメイヨシノに較べ、
開花の時期が、1週間程度遅いのが特徴です。
そして、咲いている期間も、とても短いそうです。
満開を迎えた途端に、散り始めると言う感じです。
(見頃は、だいたい、2~3日と言われています。)
だから、これまで何度か、この大桜を見に来ていますが、
なかなか、ジャストの満開には出会えませんでした。
まさに、「花の命は短くて」です。
それが、今年は幸運なことに、
満開を迎えた翌日に、来ることができました。
(開花の情報は、印西市のホームページで、
知ることができます。)
ちょうど、土曜日と言うこともあり
大桜の周りは、人で一杯でした。
それにしても、見応えのある桜です。
周りは畑で、その中にポツンと立っています。
花が咲かなければ、誰も気にとめない、
ありふれた風景なのでしょう。
ふと、刹那的な思いに引き込まれました。
この大桜は、長いこと、
世の中の動きを、眺め続けてきました。
(それなりの風格を感じます。)
自然の大きさ・長さに較べれば、
人間の一生なんてちっっぽけだと、改めて思います。
咲き誇る桜、散って行く花びらを見ていると、
とても、清々しい気持ちになりました。
桜ほど、日本人の感性に響く花は、ないのでしょう。
見頃の時に来ることができ、本当によかったです。
途中の道沿いでは、観光客用に、地元の農家さんが、
野菜等の直売所を開いていました。
丸々と太った大根が、1本100円と割安です。
(勿論、税込です。)
ちょっと変形し、売り物にならない大根を使って、
「大根アート」も、店先に飾ってあります。
なかなか、面白い物を見せてもらった印象でした。
農家の人とふれ合いながら、
新鮮な大根と、たけのこご飯を買って帰りました。

吉高の大桜
幹周囲6.85m、樹高10.6m、枝張最大幅25.8m
千葉県印西市吉高930