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商業(SHOP)に関する、最新技術の展示会、
「JAPAN SHOP 2017」に行きました。
(場所は、東京ビッグサイトで、
施設内の、かなり広いスペースを使って展開していました。)
結果的に、「SECURITY SHOW」と「リテールパック」だけを、
重点的に見て回りました。
テーマ毎に分けられた、他のゾーンもありましたが、
会場が広過ぎて、とても行く余裕がなかったからです。
(全ての会場を見て回るには、少なくとも、
丸2日間は必要でしょう。)
(それほど、展示の中身も深いと感じました。)
「SECURITY SHOW」では、防犯カメラやゲート等の、
防犯・防災に関する技術が中心です。
機器の展示だけでなく、デモや実演等も行われていました。
カメラ自体の進歩は、実は、目覚ましいものがあり、
中でも、3D対応と言う最新の技術が目を引いていました。
これは複眼を持つカメラのことで、
立体的に、ものを捉えることができるそうです。
そして、それ以上に驚いたのが、画像解析の技術でした。
映像を、高度に分析することによって、起きるべく危険を予測したり、
ビッグデータとしての活用ができるようになっています。
仕組みはよくわかりませんが、これはすごいなと思いました。
警備会社の中では、セコム、アルソック、セントラル等が、
比較的、大きなブースを展開していました。
テロの危険が迫る昨今、警備への関心は、急速に高まるばかりです。
(2020年の東京五輪に向けても、様々な対策がとられることでしょう。)
しかし、人間の情報収集力や対応力には、限りがあることから、
それを補完するための、様々な道具が考案されています。
どうやって情報を取り、ガードマンを効率的に動かせるか、
各社とも工夫を凝らしていました。
(セコムでは、監視用として、
飛行船やドローンの活用も考えているようです。)
一方では、高齢化社会が進む中、増えつつある、
独居老人の見つめ(監視)のニーズも高まっていると言えます。
法人だけでなく、パーソナルな面でも、
ビジネスチャンスなのでしょう。
「リテールパック」では、センサーやデータ分析、クラウド等の
IT技術の進歩が、よくわかりました。
(IoTも重要なアイテムの1つです。)
これらは、使い方によっては、
人間以上の効果を見込める技術も少なくないと感じました。
まさに、機械が人間を越える瞬間です。
しかも、それは、工場や倉庫と言った、限られた空間だけでなく、
動きの激しい商業空間でも、起きようとしています。
もしかして、今のIT技術は、省力化を目指すと言うよりも、
本来の、人間としての仕事に、取って代わるかもしれません。
しかも、IT技術は、AIと言う「伝家の宝刀」を持っていて、
経験値を高めることによって、更に、その精度を高めていくのです。
(人間は、これから、何をすればいいのだろうと言う感じです。)
(近い日、機械は、仕事の面で人間を越えてしまうでしょう。)
昔の商売は、言わば、「勘と度胸」の部分が大きかったと思います。
明日売れるものを、察知(予測)し、度胸を持って、ガーンと仕入れる。
それこそが、成功パターンと言うか、商売で儲ける唯一のコツでした。
今の時代は、そんなことはありえないのでしょう。
過去のデータに基づき、気象条件、景気動向等の影響度合いを、
シミュレーションしながら、より精度の高い、販売計画を立てるのです。
そして、それをやるのは人間ではなく、人工知能です。
(人間の能力を超えています。)
世の中の動き(進歩)は、すさまじいものがあると、
改めて、実感しました。

NIKKEI MESSE
街づくり・店づくり総合展
期間: 2017年3月7日(火)~3月10日(金)
場所: 東京ビッグサイト
主催: 日本経済新聞社
JAPAN SHOP
建築・建材展
LIGHTING FAIR
リテールテック JAPAN
SECURITY SHOW