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日本橋に行ったのは、たまたま別の用事だったのですが、
ちょうど、街興しイベントの真っ最中でした。
「第44回 日本橋・京橋まつり」と言うのが、その名称で、
これまでに44回も開催している、長い歴史を持つイベントです。
そして、おまつりのメインイベントは、
華やかなパレードのようでした。
日本橋三越の前の銀座通りを、全面閉鎖している中、
「大江戸活彩パレード」と言うのが、通過して行きました。
(銀座方面から神田方面です。)
(警視庁の鼓隊が先頭でした。)
(いろんな団体が参加していて、とても華やかなパレードです。)
また、日本橋三越では、大創業祭と言うのを開催していて、
ライオンのいる出入口には、昔ながらの暖簾が掲げられていました。
(屋号を示すマークが、白く、クッキリ浮き出ていました。)
更に、三越の店内では、昔から使っている包装紙「華ひらく」の柄をアレンジした、
様々なオリジナル商品を展示・販売していました。
(どれも、期間限定で、人気のある商品だそうです。)
そもそも、三越の包装紙「華ひらく」は、香川県出身の画家、
猪熊弦一郎氏のデザインによるものです。
(猪熊氏は、日本を代表する洋画家の1人です。)
更に、「mitsukoshi」と言う文字は、当時、三越の宣伝部にいた、
やなせたかし氏が書き加えたのが原型だそうです。
(「アンパンマン」の作者も、いろいろ手掛けているものです。)
最近、復興がなされたことで、話題となった「福徳神社」周辺でも、
特設ステージが組まれ、模擬店等が軒を連ねていました。
江戸時代の町娘の格好をした女性が、文明堂のブースで、
カステラを販売していたので、写真に撮らせてもらいました。
模擬店には、この他、日本橋で長年商売をしてきた老舗や、
比較的新しい商業施設であるコレド室町の店舗が出店中でした。
時代の流れ(トレンドやブーム)から、取り残された感もある日本橋ですが、
こうして、街興しにより、更に活性化が図られることはいいことだと思います。
最新鋭の科学技術もいいですが、人間らしい、温もりのある、
昔ながらの風情が残っている街にも、強い魅力を感じます。
まさに、「原点回帰」と言った感じでしょうか?
かつて、日本橋には魚市場があり、
フィクションの世界ですが、一心太助等が活躍していたそうです。
その後、金融や商業の中心として栄えた時代もありますが、
どうしても、エンターテイメント面では弱かったと言えます。
(日本橋には、つい最近まで、映画館が1つもなかったのです。)
(ビジネスが主体になり、遊びでは、
浅草や新宿の後塵を拝してきました。)
長い歴史を持つ街、日本橋の復権を、心から願います。