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たまたま、近所(千葉県)のスーパー(「マルエツ」)で、
珍しい物が販売されているのを見つけました。
それは、「工藤パン」のシベリアです。
シベリアは、餡子をカステラで挟んだ菓子パンです。
和風の餡子(あんこ)と、洋風のカステラを合わせた、
和洋折衷商品と言えます。
(所謂、「いいとこ取り」でしょうか?)
1パックの中に、4切、入っていました。
(価格は、税込248円でした。)
実は、シベリア自体は、さほど珍しくはないのですが、
驚いたのは、その製造元が、「工藤パン」と言うことでした。
「工藤パン」は、地元(青森県)では、通常、
親しみを込めて、「くどぱん」と呼ばれています。
そして、「工藤パン」は、青森県内では、
もっともよく知られた、パンの製造販売会社なのです。
しかし、青森県以外では、殆ど、その名前を聞くことがありません。
青森県の人は、全国に「くどぱん」のお店があると思っていて、
県外に行った時に、本当のことを知らされると聞きます。
(こういうのは、よくあるケースです。)
そんな「工藤パン」ですが、地元青森では、シベリアよりも、
イギリストーストと言う商品の方が、馴染みがあります。
(イギリストーストは、トーストにバターとグラニュー糖を加えた、
素朴な商品です。)
(なにか、「昭和」をイメージさせる菓子パンです。)
シベリアは、ボソボソした食感で、とても懐かしさを感じました。
(けして、クリーミーさはありません。)
それ以上に、製造元の「工藤パン」と言う会社名に、
強く、懐かしさを覚えました。
「工藤パン」を育んだ、青森(津軽)は、
本当にディープで、いい所だと思います。

シベリア
製造元
工藤パン
青森県青森市金沢3-22-1

工藤パンは、工藤半兵衛(創業者)により、
1932年4月、青森県むつ市で、創業された会社です。
青森県外での常設販売は、一切、行っていません。