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松戸駅(東口側)近くにある、「戸定邸」に行きました。
(駅からは、歩いて10分ほど離れています。)
(小高い丘を、登りきった所ににありました。)
「戸定邸」は、徳川家に所縁のある、由緒ある施設で、
国指定の重要文化財でもあります。
(もともとは、水戸徳川家が、
江戸での滞在に備えた別邸だそうです。)
松戸市民には、桜の名所として知られていますが、
桜が満開の時期に訪れることができたのは、今回が初めてでした。
「戸定邸」の周りは、公園として整備されていて、
そこには、見事な桜の木が、何本もあります。
その中で、特に素晴らしかったのが、枝垂れ桜です。
凜とした佇まいに、心から感動を覚えました。
歴史のある施設の中での、華やいだ桜を見て、
まさに、「日本の美」だと思いました。
多くの人が、写真を撮っていたので、
人波の合間を縫うように、何枚か撮影しました。
イーゼルを立て、写生をしているグループもいました。
満開の桜の花を見ると、なんだか得をしたような気になります。
昔の人は、1年の区切りとして、
満開の桜を楽しんでいたことでしょう。
有名な和歌の中にも、桜をテーマにしたものが少なくありません。
『世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし』
と言う在原業平の作品が、最も代表的と言えます。
桜の咲く季節を待ちわびる、そんな強い気持ちが伝わってきます。
お花見は、まさに日本特有の文化なのです。
しかも、桜の咲く所では、どこでも行われている、
共通の、普遍的なイベントです。
(桜前線の北上する様子は、必ず、
ニュースの話題として取り上げられます。)
とても素敵な桜(枝垂れ桜)を愛でることができ、
本当によかったです。

戸定邸
戸定が丘歴史公園
千葉県松戸市松戸714-1
TEL (047)362-2050