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からし焼の元祖の店、「とん八」に行きました。
(からし焼は、東十条周辺エリア限定の、
ローカルフーズであり、名物料理です。)
「とん八」は、よくTV番組のロケ地として取り上げる店で、
実は、その中で、改装をする為、一時閉店することは知っていました。
(たしか、有吉さんの「正直散歩」だったかと思います。)
そして、最近、ネットのブログ等の情報で、
営業を再開していることを知ったので、是非行きたいと思ったのです。
千葉県からだと、東十条は、なかなか行く機会がないので、
今回は、この為だけに、休みを取っても訪問です。
店の前に着いたのは、午前11時20分位でした。
しかし、お店は、営業しているのかどうか、
まだ、わからない状態でした。
でも、看板やテント等が変わっていて、
前と同じイメージを残しながら、新しい物になっていました。
(コンパクトなお店であることは、変わりませんが。)
しばらく周りを散歩した後、再び戻ってくると、
店の前には4~5人の行列が出来ていました。
(11時30分には、店がオープンするようです。)
慌てて、列の後ろに並び、開店を待ちます。
すると、いきなり、先代の親父さんが店から出て来て、
どっかに出かける所のようでした。
思ったより元気そうな姿で、安心しました。
息子さんが後を継ぐことになり、
さぞかし、ホッとしていることでしょう。
親父さんが出かけた時が、開店になり、
待っていたお客さん達は、順番に店の奥の方へと入りました。
息子さんのお嫁さんでしょうか、
比較的若い女性も、お店で働いていました。
お母さんは、まだお元気に、厨房に入っていて、
いろいろ仕事をしていました。
からし焼ロース(850円)を注文し、
待っている間に、ビール(大瓶)を頼みました。
お酒を頼むと、とても立派な漬物が付いてくるのも、
この店の特徴です。
今回も、とても美味しい、ぬか漬けでした。
たまたま、からし焼を作っているのが、
間近に見える席でした。
息子さんが、からし焼を作る際に、
何度も、高い火柱が上がりました。
その度に、香ばしい匂いがして、お腹が益々空いてきます。
からし焼は、一見、麻婆豆腐に似ていますが、
全く異なる料理です。
香辛料(ニンニク・ショウガ等)の使う量が半端じゃないし、
挽肉ではなく、バラ肉やロース肉を使うのか特徴点です。
麻婆豆腐は、豆腐が主役で、これを引き立たせる為に、
挽肉や野菜が存在します。
しかし、からし焼では、豆腐は脇役なのです。
つまり、肉を美味しく食べる、ガッチリ食べる為の
補佐をしているのが豆腐と言えるのです。
そう言う意味では、ガテン系の料理でもあります。
(力が付きそうです。)
だから、美味しくない訳がありません。
復活した、本家の『からし焼』を食べることができ、
本当によかったです。
(実に、実に、美味しかったです。)
まさに、「とん八」復活、心からおめでとうです。

とん八
北区東十条3-17-9
TEL (03)3914-1208