（場所は、都営新宿線・都営大江戸線の森下駅近くです。）
（「下町のパン屋さん」と言う印象のお店でもありました。）
今では、多くの人に愛され、
すっかり定番となっているカレーパン。
実は、このルーツは、明治１０年（1935年）に溯るとのことです。
（この年、深川常盤町にあった、「名花堂」が、
日本で初めて、カレーパンを商品として販売したそうです。）
（発売当初は「洋食パン」と呼ばれていました。）
（そして、この「名花堂」こそが、「カトレア」の前身の店なのです。）
こうした歴史を受け継いでいることから、「カトレア」では、
元祖カレーパン（税込194円）を、名物として販売しているのです。
早速、購入し、すぐに食べてみました。
（まだ、ほんのり、熱々でした。）
（元祖カレーパンは、ちょっと小判に近い形をしています。）
最初に驚いたのは、中身のカレーの量が、本当に多い事でした。
（ルーが、ぎゅーぎゅーに詰められた感じで、
まさに、溢れんばかりでした。）
周りは、カラッと揚がっていて、サクサクした食感です。
カレーのしっとした感覚とスパイシーさ、
これと、パンのサクサク感が実にマッチし、美味しさを造り出しています。
絶妙のバランス感でもあります。
「至福の味」のようにも感じました。
とても気が利いていて、本当に美味しいなと思いました。
カトレア
江東区森下１－６－１０
TEL (03)3635-1464