帰りに、「とん八」のからし焼を食べようと、
ＪＲの東十条駅で降りました。
（ちょうど、昼食の時間帯でした。）
本当に久しぶりだったので、
実は、「とん八」さんが営業しているか不安でした。
（何せ、高齢のご夫婦がやっている店ですから。）
近くまで行って、お店が営業していることを知り、
嬉しくなって、店に入りました。
店内は、以前と全く変わらぬ雰囲気です。
但し、厨房にいつも立っていた、
親父さんの姿はなく、代わりに息子さんがいました。
（跡継ぎができてよかったと思う半面、
親父さんのことが心配になりました。）
ロースのからし焼（800円）を注文し、出来上がる迄、
酎ハイ（350円）を飲みながら待ちます。
お酒を頼むと、漬物が、サービスで出てくるのですが、
これが、サービスとは思えない程の立派な量でした。
（美味しい糠味噌の漬物でした。）
からし焼は、北区・十条周辺だけのローカルフードの一種で、
とても深みのある味が気に入っています。
どちらかと言うと、ジャンクフードみたいな感じです。
（東南アジアの屋台料理でも、出てきそうな料理です。）
主な材料は、豚肉と豆腐ですが、
唐辛子、生姜やニンニクがたっぷり使うので、実にスパイシーです。
からし焼を味わっていると、仕事をしに、
親父さんが、奥からでてきました。
感激して、「元気だったんですか？」と
思わず声をかけてしまった程です。
「心配してたんですよ」とは言えませんでしたが、
まさに、そんな思いでした。
よかったです。
立派な跡継ぎもできたし、
この店がいつまでも続くことを、心から願います。
からし焼を一人前食べたら、もう、お腹が一杯になって、
ご飯とかは注文できませんでした。
（結局、払ったのは、
からし焼と酎ハイ２杯で、1,500円でした。）
（お腹も心も、大満足です。）
とん八
北区東十条３－１７－９
TEL (03)3914-1208