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2011年で、岡本太郎は生誕100年を迎えたそうです。
このこともあってか、
最近は、彼の作品や生き様に注目が寄せられています。
(NHKでも、ドラマ「TAROの塔」を、
4回に亘り放映しました。)
(とてもいいドラマでした。)
岡本太郎と聞いて、先ず浮かぶのが、
万博の「太陽の塔」でしょう。
本当に、すごい建造物だったと思います。
(高さは、何と70メートルです。)
大阪万博(1970年開催)については、強く記憶に残っています。
当時の「ハイテク」が一堂に集まり、
日本の国力を、世界中に発信した国際イベントでした。
会場内では、たくさんのロボットが、
「人類と進歩と調和~」と声を出しながら、動いていたのが印象に残っています。
もう一つ、岡本太郎と言うと、
「TVで見る変なおじさん」というイメージもあります。
彼が、「芸術は爆発だ!」と叫んだのは、
マクセルのビデオテープのCMでした。
「グラスの底に顔があったっていいじゃないか」
というフレーズも、良く覚えています。
(このグラスが欲しくて、
ロバートブラウンを買ったものです。)
彼の芸術の原点は、
「ノン」であったと言われます。
既成の概念や、従来からの体勢に対しての、
否定(ノン)こそが、彼の芸術家としての「生き様」でもありました。
そこには、母親でもあった、
岡本かの子の影響も強く受けています。
こうした、岡本太郎の全てに触れられる
今回の「岡本太郎展」は、実に内容が濃いと感じました。

生誕100年岡本太郎展
東京国立近代美術館
2011年3月8日(火)~5月8日(日)