「吉田拓郎展」に行って来ました。
彼がこれまで歩んできた「生き方」は、
まさに時代そのものだったような気がします。
（彼の功績を、音楽だけに限定さることはできません。）
言いかえれば、拓郎こそが、
時代や文化を創ってきた功労者なのかもしれません。
実力がらからこそ、時代に媚びないし、
今でも、たくさんの人が、彼を支持しているんだと思います。
とは言え、デビュー当時の彼の姿は、
時代への反逆者でもありました。
あらゆる権威を否定しながら、自由で闊達な思想を、
新しい風として吹き込んでくれたのです。
そんな彼の、これまでのアルバム（ＬＰ）や、愛用の楽器達を、
一堂に集めた、この企画は、実に意義深い物があると思います。
今は、ちょっと体調を崩しているようですが、
早く元気になって、ツアーを再開して欲しいと願います。
最近、彼が作った歌の一部に、
「頑張らなくてもいいでしょう」というフレーズがあります。
少し抜いた感じの中に、
心地よいマイペース感がただよっています。
とても感動しました。
吉田拓郎展
ＴＡＫＵＲＯＮＩＣＬＥ
2010年1月2日（土）～1月11日（月祝）
西武池袋本店 別館２階 西武ギャラリー
主催 タクロニクル実行委員会
特別協賛 株式会社ブルボン
後援 エイベックス・エンタテイメント株式会社
ニッポン放送