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ハヤシライスを「早矢仕ライス」と書くのは、
日本広しと言えど、丸善だけではないでしょうか?
丸善にとって、「ハヤシライス」は、
とてもこだわりのある料理の一つのようです。
この「早矢仕ライス」の原型を、
丸善の創始者、早矢仕有的氏が作ったからだそうです。
(本屋さんだけでなく、料理まで考案するとは、
すごい人です。)
(丸善の創業は、明治2年、1869年でした。)
(早矢仕有的氏は、もともと、
福沢諭吉の門下生だったそうです。)
そんな昔を偲びつつ、日本橋丸善の3階にあるカフェで、
「カニクリームコロッケと彩り野菜の早矢仕ライス」を食べました。
ランチのセットなので、1,200円と手頃です。
ご飯の大盛りもサービスでした。
(でも、ちょっと、ご飯が多過ぎた感じです。)
(ふっくらとして、おいしいご飯だったのですが)
ルーは、とてもまろやかで、上品な味です。
コロッケもサクッと揚がって、実に香ばしいです。
「文明開化の味」と言うか、
懐かしさを覚える味でもあります。
実に美味しい、日本の洋食を食べることができました。

マルゼン・カフェ 日本橋店
中央区日本橋2-3-10
日本橋丸善ビル3階
TEL (03)6202-0013