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最近、とても気になっている「バッグ・メーカー」が一つあります。
それは、「マザーハウス」という会社です。
(まだ、出来て間もない会社です。)
社長は、山口絵里子さんという20代の女性で、
彼女の生き方や、起業方針(考え方)が、
マスコミ等で、よく、話題として取り上げられています。
(彼女の自著「裸でも生きる」が、今、ベストセラーになっています。)
この会社で扱っているのは、発展途上国の一つである
「バングラデシュ」で、現地生産した、ジュート製のバッグです。
山口絵里子さんは、学生時代にバングラデシュを訪ね、
その貧困さに、心を痛めたそうです。
(何か力になりたいと、心から思いました。)
そして、このバングラデシュを豊かにする為の方法として、
主産業の一つである「ジュート」を使用した、鞄の現地生産に踏み切るのです。
(この着眼点と実行力が、特に素晴らしいです。)
軽くて丈夫な「ジュート」は、とても優れた素材ですが、
原料として、そのまま海外に輸出しても、あまり儲けはありません。
しかし、現地の工場を活用し、鞄という製品にして、販売すれば、
所謂、付加価値が生まれ、高価で売買されることとなります。
(バングラデシュの国民にとっても、
新しく「仕事」を創り出すことになります。)
この製品(鞄)を直販しているのが、
この入谷のショップです。
1号店を出すに当たり、なぜ、入谷という「下町」を選んだかと言うと、
町の雰囲気が、バングラデシュに似ていたからだそうです。
(近所に住む人達が、本音で接するのが、
言わば、「下町風」なんだと思います。)
(山口社長、自らが、敢えてこの入谷の地で商売することを選んだと、
ショップの店員の方も言っていました。)
山口社長の志には、心から賛同します。
更に、その行動力(突破力)にも、心から敬服致します。
久米宏や田原総一朗さんも、よく番組の中で、
この「マザーハウス」の活動を、賛辞とともに、紹介しています。
(僕も、全く同感です。)
(田原総一朗さんは、山口社長を、
「第二のホリエモン」と称しました。)
(それが、「褒め言葉」という意味であることは、
間違いありません。)
(彼女こそが、新しい「ビジネススタイル」を開発し、
日本とバングラデシュの「架け橋」を築いたキーパーソンです。)
ささやかながら、山口社長の心意気に共鳴し、
小ぶりの、ショルダーバッグ(15,500円)を1個購入しました。
(勿論、ジュート製です。)
(ジュートの感触は、なかなか心地よいと言えます。)
家に帰り、使おうと思って、
鞄の中身を見たのですが、ちょっとビックリしました。
中に詰めてあった新聞紙は、何と
生産地・バングラデシュで発行している新聞でした。
(にくい演出の一つなのでしょうか?)
(何だか、遠く離れたバングラデシュですが、
心の一部が通じたような気持ちになりました。)
「マザーハウス」という、今はベンチャー企業ですが、
今後の、益々の発展に向けでは、更に見守って行きたいと、強く思います。
(鞄も、また買いたいです。)

Mother house
(マザーハウス)
入谷店
台東区入谷1-20-10
金子ビル1F
TEL (03)3876-8433