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(社)落語協会のHPで、今日の番組表を調べると、
とても魅力的な内容だったので、上野鈴本演芸場に行くことにしました。
昼席の主任は、大好きな、柳家喬太郎です。
(特に、彼の新作落語は素晴らしいと思います。)
(最近では、BS11「大人の自由時間」
木曜日にも出演中です。)
今回の喬太郎師匠は、この時期に合わせ、「怪談話」でした。
(たしか去年の今頃も、喬太郎師匠を聞きに行って、
やはり「怪談話」だったような気がします。)
本当にうまいなぁ~と思います。
ちょっと「色気」もあります。
稽古の成果とは思いますが、実に見事です。
申し訳ないのですが、師匠である「柳家さん喬」よりも、
はるかにメリハリがあって、聞きやすいです。
喬太郎師匠は、年齢も比較的近いし、
同じ横浜出身なので、親近感を持ちながら、応援しています。
(今後の落語界を担っていく、ホープの一人ですね。)
サラリーマンを経て入門したという、異色の経験の持ち主です。
残念ながら、新作ではありませんでしたが、
「喬太郎ワールド」を満喫することができました。
鈴本演芸場が、他の末廣亭(新宿)や池袋演芸場と違うのは、
客席で「飲み食い」ができる、ということでしょうか?
末廣亭では、お仲入り(休憩)の時にしか、売店を営業しません。
池袋演芸場も、食べ物や飲み物を客席に持ち込める雰囲気はありません。
その点、鈴本演芸場は、何とビールも自動販売機で売っていますし、
殆どの人が、お弁当や飲み物を持ち込んで、自由に楽しんでいます。
(ワンカップの日本酒を飲んでいる人もいます。)
(僕も、昼からビールです。)
劇場によって、それぞれ考え方が違うものだなぁと、感じます。
(鈴本演芸場には「娯楽の場」という意識が強いようです。)
柳家喬太郎師匠以外の出演者も、本当に粒ぞろいでした。
先ずは、漫才の、「のいる・こいる」さん。
まさに「昭和の漫才芸」という感じでした。
落語では、大御所の三遊亭金馬さんが出てきて、
本当にビックリでした。
(とてもお元気でした。)
(子供の頃、よくTVで見ていました。)
元力士の三遊亭歌武蔵もよかったし、
柳家権太楼さんの話も聞くことができました。
「一発ギャグ」等で笑わせる、最近のTVのお笑い番組とは違い、
派手さはないけど、面白いのが「寄席演芸」と改めて実感しました。

上野鈴本演芸場
台東区上野2-7-12
TEL (03)3834-5906

入場料(自由席・当日売り) 2,800円