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話題の映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観に
六本木ヒルズのトーホ-シネマへ。
たくさんのシネコンがある中で、僕が一番気に入っているシネコンです。
(設備もいいですが、ポップコーンが美味しいのも理由の一つです。)
かつてヘビー級チャンピンに2度輝いた、ロッキー・バルボアも今は60歳。
すっかりボクシングとは縁を切った生活で、小さなレストランを経営しています。
(昔のファンが訪れたりして、結構繁盛しています。)
外見も、最初は気のいい「おじさん」という雰囲気でした。
でも、実は心の中は「寂しさ」が一杯でした。
愛する妻、エイドリアンを癌で失い、唯一の肉親である息子とも
心が通っていません。
言わば、精神的に満たされない日々を送っていたのです。
そんな中、妻(エイドリアン)の命日には、
毎回、妻と出会った場所等想い出の場所を、義兄のポーリーと回るのが習慣でした。
ロッキーにとって、過去は何よりも大切で輝かしい物ですが、
ポーリーにとっては、最優先に消してしまいのが過去でした。
なんだか、そうした心の隙間を埋めようとしている内に
トントン拍子にカムバックが決まり、
更には、現役ヘビー級チャンピオンとのエキシビション・マッチが決まってしまいます。
試合が近づくにつれ、ロッキーはどんどん力強くなっていきます。
そして、試合の中でも、ロッキーは現状に甘んじることなく、
常に「前進」することを望みました。
時にはそれが、とてもカッコ悪いことにも感じられ、
家族(子供)との確執を生むことにもなります。
でも、それらは、真の男同士の闘いが行われる中で、
皆の心が一つになっていくのです。
ロッキーは、「俺のやっていることはエゴなのか?」と
自問自答します。
でも、答えは真に勇気ある男と男の闘いの中で見いだされました。
会場全体が「ロッキー、ロッキー」と声を限りに応援します。
必死に絶え、前に出ようとするロッキー
ここに理屈はいらないなと思いました。
本当に、感動させられました。
生きることに勇気を与えてくれた、ロッキーの心意気に
心から拍手です。