はじめまして、エンクラの3年代(33期)の林花梨と申します。
先行きが見えない日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。
前回月島さんは「この知り合いにしか見ないようなブログ」なんて言ってますが!これは一応早稲田大学演劇倶楽部というサークルの新歓ブログのはず!
……果たしてどれほどの新入生の目に留まっていますでしょうか?
まずは、前回の月島れおさんのブログに所感を述べます…。
・タイトル:新訓で着ていた小学校の体育着を着ていた件について
→私も中一から着ている体育着は新訓で使っていたけど、小学校のときのを使えるのは流石の一言です。両手で抱えきれない流石をお送りします。
・日記について
→私も日記は一度も続いた試しがない。日記ってどういう風に書くの?敬体?それとも常体?日記を書いていると最終的に「頑張れ私!」みたいに自分の中の松岡修造を召喚してしまって、1人で恥ずかしくなっちゃうんだよね。誰も見てないからそれでもいいのかな。こっそり誰かの日記を覗いてみたいですね。
・なんだか月島さまの暮らしを覗けた気持ちでほっこりしました。
さて、わたしは、いまエンクラ3年代であると同時に、学部3年生でして、就職活動に向けて動き出しているところです。
ここで、唐突なのですが、わたしがいまに至るまで、大学生活で何をしていたか、振り返ってみたいと思います。
【1年生】
4月:入学
6月:エンクラの新人となる、新人訓練
9月:新人公演、晴れてエンクラ員となる
10月:先輩の公演の演出助手
12月:エンクラ本公演のスタッフ
3月:先輩の公演の演出助手
【2年生】
2月:教習所に通い始める
3月:エンクラ新歓公演①の役者
5月:エンクラ新歓公演②のスタッフ
5月:学外公演のスタッフ
6月:他サークル公演のスタッフ
8月:同期と公演を打つ、出国ギリギリに免許取得
9月:アイルランドへ留学
3月:帰国
【3年生】
ステイホーム~いまに至る
という感じです。
まとめると「①演劇」と「②留学」と「③ステイホーム」しかしていませんね!
(あと、特筆すべきは仮免検定に4回落ちて、免許取得に7ヶ月かかったことです。。)
「②留学」は、根暗な性格が災いして、ほとんど友達ができず、教室と図書館と部屋の往復で、あまりにもパッとしない留学生活だったので、就活のエピソードとしてはボツです…。
「③ステイホーム」は文字通り「家にいた」だけですので、もしかして「ガクチカ」こと「学生時代に力を入れたこと」として話せるのは、「①演劇」だけかもしれない…となっています汗。
そこで、演劇倶楽部での日々を振り返るわけですが、1番印象深いのは、やはり「新人訓練」です。
(「新人訓練」とは?という方はエンクラHPを覗いてみてください!
https://enkurasite2020.wixsite.com/enkura)
ここで、わたしがエンクラに入った翌日に書き留めたメモを紹介しましょう。
昨日、エンクラに入りました。この夏が最も汗をかいた夏であったことは誰に何と言われようと事実です。演劇は、「考え続けること」は、すごく怖い。でも、怖さに立ち向かう勇気を一夏を通して学ぶことができたと思います。考えることをやめたくない。
1人で謎の決心を固めているわけなのですが、「考えることをやめない」こと、
「思考停止状態にならない」ことは、
新人訓練中先輩方から何度も言われていたことです。
正直わたしは、新人訓練を受けている最中、思考停止状態でした。全身筋肉痛で、動くだけでも痛いのに、頭を働かせて面白いことを考えられるわけないよ、と半ば諦めて、考えることをやめて、徒らに時間が過ぎるのを待っていたときすらあったと思います。
いまのわたしは、当時のわたしをとても軽蔑しています。
しかし、わたしは最近、衝撃的な事実に気づくのです。
わたしは、他のどの場面でも基本的に思考停止状態に陥っているではないか。
今まさにそうなのですが、新型コロナウイルスの感染拡大で、いままでの日常は非日常になってしまって、なかなか思い通りにいかないことばかりです。
そんな状況に甘えて、「いま」という時をただやり過ごしているのです。
本当は夢だって、目標だってあるのに、
努力しないで、言い訳ばかりしてしまいます。
考えることを完全に放棄してしまって、
新人訓練を受けていた当時のわたしと何も変わっていません。
(あれほどの決心を熱く固めたはずなのに…。)
これから「ウィズ コロナ」の時代、
「ニューノーマル」の中で、
現状を受け入れて、
「今まで通り」は難しいけれど、
セカンドベストを目指していこうよ。
完璧主義じゃなくて、
できる限りのことをやっていこうよ。
そういう時代になっていくのだと思います。
コロナ禍で完璧を求めるのは苦しいけれど、「よりよい」を目指して考え続ける。
「考えることをやめない」
新人訓練や新人公演を通して、演劇のこと、それ以外のこと、たくさんの学びがあったわけですが、これは、わたしがいまでも一番反省していることですし、これからの人生でも自分に絶えず問い続けていきたいと思っていることです。
このようにいろいろなことを考えさせられ、わたしにとって大学生活の中心となった「エンクラ」という場所ですが、本当に大好きで大切な場所です。
劇団でないこともあって自由ですし(その分運営が難しいという面もありますが)多様な人や生き方を受け容れてくれるあたたかいコミュニティーであると感じています。
ここまで、読み進めてくださった新入生の皆様(いらっしゃいますか!?)、早稲田で演劇をやりたいと思われている皆様、これから一緒にエンクラで過ごせたら嬉しいです。
次週は2年代の川口莉央さんです。留学に行っていたため、正直川口莉央ちゃんとは言葉を交わしたことがありません…(多分)。
この場を借りて、初めて話しかけてみます(ドキドキ)。(長く書きすぎてしまっているので、莉央ちゃんがここまで読んでいなかったら悲劇ですね。皆様、果たして莉央ちゃんがこのブログを最後まで読んでくれているのか、来週答え合わせしてください!)
川口莉央さま
人になかなか会えず気が滅入りますが、お元気ですか?
最近どのように過ごしているか教えてください!
あと、沖縄のおすすめスポットが知りたいです!
来週のブログよろしくね!
2020.9.4 林花梨