はじめまして
演劇倶楽部3年代(33期)の飯尾朋花です。
最近あまり積極的に情報を取り入れないようにしていたせいか、エンクラのブログも全然読めてなかったのですが、自分の番がまわってきたのを機にこれまでの全員分読みました。
みんな素敵な文章を書いてて尊敬が止まりません。憧れます...
前回の悠梨のブログ、言語力の乏しい私からは、「うわ〜〜〜〜〜なるほど〜〜〜〜〜」とか、「わ、わかる〜〜〜〜〜〜」みたいな感想しか出てこなかったんですけど、とても素敵な文章でした。
悠梨ブログの締め方めちゃくちゃ上手くないですか??
ブログ全体を通して、過去に見たり感じたりした『記憶』についてお話をしているような気がしたので、私もエンクラの記憶を中心に、『記憶』の話をしようかなと思います。
私は2018年の初夏にエンクラに仮入部(?)して、約3ヶ月の新人訓練・新人公演を経て9月に正式にエンクラに入りました。
一昨年の今頃は新人訓練のちょうど真ん中くらいだったと思います。その時のお話をします。
私は一昨年の今頃、何故か髪の毛を青く染めました。
それまで私は髪の毛を染めたことがなくて、ブリーチも勿論したことがなく、キューティクルで髪もツヤツヤでした。多分。
なのに、急に青く染めました。茶髪とか金髪じゃなくて、まあまあしっかりめの青で。
その時は、「大学入ったら1回は髪染めたくて。せっかく染めるなら面白いのがいいじゃん」みたいな事を言ってたと思うし、新人訓練が終わったあとも青くした理由をそう話していたと思います。
実際、髪を切ったり染めたりするなら面白くしたいと思い、その後も赤茶・紫・赤とかに染めてましたし、パーマかけたり髪を伸ばしたり滅茶苦茶短くしたりと髪型で遊びまくっていました。毎公演髪型が違うので人に覚えてもらえません。
でも、思い返すと、気恥ずかしくて思い出すのも億劫になっていた自分の気持ちまでちゃんと、思い出すと、自分だってやれるという意思表示をどうにか形にしようとして髪を染めたのかも、と思います。
髪を染める前、エンクラの新人訓練の中で、新人担当に「誰かのネタに乗っかるばかりで引き立て役にしかなってない。自分だけで動けてないって自覚あるの?」的な事を言われました。
ちょっと根に持っているので厳しめの口調で書いちゃったかもしれない。ごめんなさい。
でも根に持つくらいに刺さったんです、その通りすぎて。言い訳もごまかしも効かない新人訓練という場で、今までそっと目を逸らしてた事をズバッと言われてしまい、何も返せませんでした。
それで、どうにか、自分だけで目立とうと、自分だけでもみてもらえらようにしようと、お馬鹿な頭で考えた結果が「髪を青に染める」だった気がします。
しかも、髪を染めた当日に白いTシャツを来て稽古場に行き、暴れて汗をかいて色は落ちまくり、Tシャツを青く染めていました。
美容師さんに染めたばかりなので汗をかくような運動は控えめでと言われていたのに死ぬほど動きました。
長々とすみません、以上が去年の今頃の記憶でした。
あの時、髪を青く染めたのも、その時白いTシャツで稽古場に行ったのも、色が落ちてTシャツが青く染まったのも、ただの偶然でちょっと恥ずかしいお話くらいの記憶になっていました。
でも、よくよく考えると、滑稽でもいいから見てもらおうとしていたのかもしれないです。
自分でもよくわからないです。2年も前のことなので、正直忘れかけています。
私は過去を蔑ろにしてしまいがちなので、嫌なことも嬉しかったことも、過去である以上偶然の産物で、あ〜そんなこともあったねぇハハハくらいで語ってしまうのですが、久しぶりにしっかりと記憶を辿ろうと努力した気がします。
コロナによる自粛で日々変化がなく、変化がないのに、就活などの自己をPRしなきゃいけないタスクが迫ってるからこんなに過去を振り返ってるのかもしれないです。
過去を嫌な記憶として忌み嫌ってしまう癖がこれをきっかけになおったらいいなあと思います。
本当に滅茶苦茶長くなってしまった。すみません、140字に慣れていると長い文章を書く時に感覚が掴めなくて長くなりすぎる事が分かりました。
次になにか書く時は140字に納めようと思います。
関係ないですけど、演劇したいなあ。
終わりです。さようなら。