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日中戦争については、このぐらいでいいかと思ったのですが、
もう一つだけ重要なことがあるので書く事にいたします。


馬淵氏が引用している本に
赤狩りで有名な、共和党上院議員、ジョセフ・マッカーシーの著書、
"Ameriaca´s Retreat form Victory - The Story of George Marchall"
という本がありまして。
これの邦題がなんと、
共産中国はアメリカがつくった-G・マーシャルの背信外交

そのまんまやんけ!


で、このマッカーシーの証言の中で我々日本人にとって
非常に重要なものが引用されています。


曰く、

蒋介石、中国国民党政府は我々の同盟者だった。
「アジアの勢力を結集し太平洋や極東の米軍をたたく為に中国は戦争をやめるべきだ」という日本の申し出に対して、蒋介石に「無視せよ」と勧めたのは私たちだ。私たちは蒋介石に大きな借りがある。


マッカーシーさん。ありがとう。
なんて正直な人なんでしょう、この方は!


当時の大日本帝国軍は1937年、当時中国の首都、
南京を制圧し、蒋介石を追い出した後、
和平提案を蒋介石に出しているんですね。
それを、なぜか蒋介石は無視しているのです。

その答えが、このマッカーシーの証言にある。

首都が陥落したら戦争終わりでしょ。
でも、無視して、戦闘を継続。
それを可能にしているのが、アメリカの援助の約束。
そのアメリカの狙いが、日本と、蒋介石国民党軍を疲弊させて、
その間にアメリカが日本を叩き、中国は毛沢東に渡す
というそういうシナリオだったと、
まあ、普通に読んでそう読めるわけですよ。
(そう読めないかたは、前回の記事も参照してください。w)


その上、アメリカは蒋介石を台湾に生き延びさせることで、
紛争の火種を共産党中国の喉元に突き付けることを忘れていません。
これを馬淵氏は、
「悪名高い分割統治の鉄則」と表現しておられます。


どうでしょうか。
このようにして、いつもと同じように、
現在とまったく同じように、両陣営を支援する事で、
両陣営をコントロールし、自分の好き放題に
戦争の行方をコントロールする。
分割して、統治する。


まったく完璧な例題じゃないですか。



これが私が、今、まさに日本と中国の間に
起こされそうになっていると、ブログテーマ「極東戦争」で言って来たことと、
まったく同じ手法、手段で、当時の日中戦争、中国の共産化が行われていたということですよね。



そして、ジョセフ・マッカーシーの証言。
これに自信を持とうではないか!

これは、日本は本当に極東から欧米勢力を追い出す為に、
命をとして戦ったのだということの証明ではないですか。

アメリカもそのことを十分承知しております。

ただ、コントロールされた我々がそれを知らないだけであります。

この後、馬淵氏は、「資本主義 対 共産主義」の関係から、
日中戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争などを見ていっています。


朝鮮戦争とベトナム戦争が、資本主義 対 共産主義の図式であるのは、
当然ですが、日中戦争もその図式でみることができる。

実際に中国共産党の成立そのものがアメリカの意図だった
ということが、透けて見えてくる訳ですね。





これは見逃せない事実、といいますか、
あまり言われていないことですし、
その理解によって、現代も違うように読めてくることなので、
すごく重要なことのように思います。




まず、日中戦争の時点で
圧倒的に弱小だった毛沢東が、
いつの間に中国の共産化に成功し、
蒋介石を国外に追い出すまでになったのか。


ここに疑問を持つ人は少ないですよね。


少なくとも私は、この馬淵さんの本に出会うまで
そんな議論を聞いた事がありませんでした。




2つあります。

すでに一つ目で、大笑いしてしまうのですが、
CIAの前身である、戦略諜報局(ウィリアム・ドノバン)が
当時の共産党に大量の武器と物資を援助しているのです。

もう、え? ですよね。

当時、アメリカの敵国であった日本(まだ開戦はしていない当時ですが)
に対してとはいえ、共産党に大量の武器と物資をCIAが援助しているのです。

で、ついでに言うと、毛沢東はそれらの武器を日本との戦いには
一切使わず温存しております。



2つ目。
アメリカの、あの「マーシャルプラン」のマーシャル将軍がですね。
こっちは、公式側ですから、中国国民党のほうに援助をしているんです。
しかし、こっちのほうは、わざと援助を遅らせた上に、
マーシャル将軍は、共産党軍との即時停戦を主張するんですね。

なんですかこのアメリカのスーパー2枚舌!


で、そのスーパー2枚舌の結論として、
圧倒的に優勢だった蒋介石に、
弱体の共産党との、国共連立政権を作る事を強要するのです。



この2つをみるだけでも、
当時の中国自体が本当に弱体であったということ、
そして、それにつけこんで、アメリカが支援を通して
完全に中国をコントロール化においてあったことが
見て取れます。

で、その結果として中国が共産党化していったわけですから、
これをアメリカの意図であると見る方が自然ですよね。



もちろん、アメリカがあれだけ大きな声で、
共産主義が敵だと言い続けていれば。
誰もそんなことを想像しないわけですが、

事実を一つずつ観察すると、
その実態を見るのは、別にそれほど難しいことでもない
ということがわかると思うのです。

では、早速続けていこうと思います。


アメリカの、また資本主義の天敵の筈であった、共産主義、ソ連の
経済関係を促進したのが、アメリカの資本家だったという話です。


まず最初にアメリカ資本家たちのソ連でのビジネスを牽引し続けたと言われている男、アーマンド・ハマーという人物がいます。



普通にwikipediaを見ただけでも
「1924年にレーニンが死んだ後も、第二次世界大戦を経て冷戦時を通じ、アメリカとソ連の間の貿易の中心的な存在となり」

とか書いてあるんですよ。
何じゃそれ??
なんですよね。

隠された情報ですらない。
あからさまに、アメリカの資本家が、一番最初から、冷戦時を通じてビジネスをしているんです。

そして、例のデイビッド・ロックフェラーもソ連とのビジネスに積極的だったらしく、一番最初にアメリカの銀行のモスクワ支店を出したのが、彼。
チェース・マンハッタン銀行のモスクワ支店開設が1973年です。

なんだ、それ。冷戦まっただ中じゃないですか。



馬淵氏はそして、
50年に渡ってソ連政府と共産党の中枢にあった人物
アンドレイ・グロムイコの著書
グロムイコ回想録
から多くを引用しております。

彼がこの本の中で高く評価している人物に
まず、ネルソン・ロックフェラーがあがっています。
その中から引用します

「ネルソンは、ロックフェラ=とソ連との良好な関係を望むと何度も言った。アメリカ実業界の多くはソ連という広大な市場を得る事になる。ソ連がアメリカに革命を起こそうとしなければ、ロックフェラー王朝を上げて、よき対ソ関係を支援する。」


うーん。っつうか、アメリカという国家の直接支配者であるロックフェラーが挙げて、普通にソ連の発展を支援してるじゃないですか。しかもそれがまた普通に朝日新聞社から出版されている書籍にシレーっと書かれているんですから。笑えます。


そして同著でグロムイコは
おなじみ、ヘンリー・キッシンジャー
と、鉄道王の息子アベレル・ハリマンとの親密な関係を示唆し、
両氏をべた褒めしているんですね。

これで、全体像はつかめていると思うので、
この2氏に関しては詳しくは書きませんが、


このようにして、一般に公開されている、普通の情報を
つなぎ合わせるだけで、
実に、アメリカ自体も、ソ連も、アメリカ資本家たちの手の内だったってことが、
明らかに見てとれるというのです。



真の支配者の視点。大資本家の視点から見れば、
ソ連、共産主義の存在と、冷戦は、完全なる八百長、
今の、対テロ戦争とまったく同じ事だったのだ
ということが理解されるわけです。