去年まで一緒に仕事をしていたデュッセルドルフ在住のドイツ人の先輩がプライベ-トで来日されたので都内でお会いしてきました。

(かなり御年配の方で去年のクリスマスに退社されました。今は地元の大学の非常勤講師をされています)

 

海外のスタッフの中で、自分が高安病という病気にかかっていることを何故か打ち明けた唯一の方でした。毎月のTV会議ではこちらの説明のロジックが曖昧な所を端的に指摘してくる厳しい方でしたが、Private E-mailでは僕の体調を気遣ってくれる優しい方でした。

 

銀座にある梅の花というお豆腐屋さんで簡単な和食を食べた後、前から静かな雰囲気とシンプルなメニューが好きだった帝国ホテルの中に入っている虎屋さんに行って、二人で季節の和菓子と御抹茶を頂きました。

 

見た目はすごく渋くて恰好いいのに(今日は水玉模様のアスコットタイをされてました)、寡黙な方で静かにボソボソと御家族の近況を話してくれました。

 

そして、「会社はもう違うけれど今でも私は君の友人です。心が暗黒に塗りつぶされようになったら、この世界で君を応援している者が海の向こうに少なくとも一人はいることを思い出しなさい」と言ってくれました。

 

僕から彼に与えてあげられるものは何もないのに、

 

一方的な心遣いを頂くばかりで・・・

 

病気を持っていたって、

 

心が温かくなれることに再度感謝した休日でした セキセイインコ黄

 

僕の体調が回復したら、鎌倉散策にお連れしていってあげたい。

 

●帝国ホテルの虎屋さん

https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=12

 

 

●頂いた和菓子と御抹茶
 
Aozora