ブルゴーニュ・ルージュ・ディアマン・ジュビリ [1995] / ルモワスネ | 直感ワイン!! 

直感ワイン!! 

ワインをエチケットのデザインと話題性で選ぶ人のためのブログです。

DiamondJubilee5

Bourgogne Rouge Diamond Jubilee [1995] / Remoissenet

ブルゴーニュ・ルージュ・ディアマン・ジュビリ / ルモワスネ



DiamondJubilee1


ド派手なゴールドの
キャップシール、そしてラベルの
“ディアマン・ジュビリ”は、
地味なラベルが並ぶ
ブルゴーニュワインの売り場にあって
一際目立つ存在。


“ディアマン・ジュビリ”とは
60周年を意味し、
1897年にイギリスのビクトリア女王の
治世60周年が祝われたのをきっかけに、
ルモワスネの創業者が特別なキュヴェを選び
黄金色のラベルをつけたのがその始まりとのこと。


私がはじめてこのラベルを見たのは
いつだったか・・・


ネットで黄金色のコルトンシャルルマーニュを
見かけて、


「欲しい!!」


と思ったものの踏ん切りがつかず。
しばらく迷っているうちに
売り切れてしまいました。


その後も時々ネットに出回るのですが、
あっという間に売り切れてしまい、
その黄金色のコルトンシャルルマーニュには
ご縁がないまま今に至っていますが、
こちらのレジョナルなら
希少性的にも価格的にもご縁がある・・・
ということで購入。



DiamondJubilee2


ちなみに
このレジョナルのディアマン・ジュビリも
やはり只者ではなく、
複数のプリミエ・クリュを
アッサンブラージュしたものとのこと。
これは楽しみです。




DiamondJubilee3


色は、
エッジがややオレンジがかっているものの、
コアはルビー色主体で
まだ若々しさが感じられる。


香りは開いており、
花やレッドカラントの香りが
熟成によって研ぎ澄まされている。


口に含むとやや軽めのアタック。
そしてフローラルなニュアンスに
しなやかな酸。


軽めのボディだが
コアはしっかりとしており、
年月の経過により
味わいに一体感が生まれている。


やはり同じルモワスネのレジョナルの中でも
この“ディアマン・ジュビリ”は別格。


飲み頃を追求するならば
もう数年置いた方が
果実味がもう一段ほぐれて
更に複雑味が増すのだろうけど、


個人的には果実味とコアが
しっかりと残っている
これくらいの熟成感が好み。


価格は5000円程度と、
1級畑の葡萄を使用した熟成ブルゴーニュ
としてはかなりお買い得感のある1本
と言えそうです。




DiamondJubilee4


評価:36/50


(評価とコメント)


[味わい]7 
味わいに一体感と集中力がある
飲み頃ブルゴーニュ古酒。
コストパフォーマンスも高い。


[飲み頃感]9
上記とほぼ同じコメントだが、
コアがあり、香り、味わいに一体感がある。
この一点集中のワインは今まさに飲み頃。


[デザイン]6
ブルゴーニュとしては希少な
ゴールドラベルは存在感抜群。
ラベルの質感はややチープか・・・。


[キャラクター]7 
重量ボトルにゴールドラベル。
いかにも特別キュヴェといった出で立ち。
中身も、少なくともクラスに対する期待を
裏切られることはないでしょう。


[話題性]7 
ディアマン・ジュビリのシリーズは、
希少なブルゴーニュゴールドラベルということ
以外では、60周年を祝う目的でも使えそう。



====================
◇ワインデータ◇
Bourgogne Rouge Diamond Jubilee [1995]
ブルゴーニュ・ルージュ・ディアマン・ジュビリ
品種:ピノ・ノワール100%
カテゴリ:赤 / ミディアムボディ
国地域:フランス / ブルゴーニュ
A.C.ブルゴーニュ
生産者:ルモワスネ(Remoissenet)
インポーター:(株)エイ・エム・ズィー
購入:ウメムラ Wine Cellar / \4,540(税抜)
====================