最終搭乗 | Enjoy The World

最終搭乗

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その時がついにきた。

最後のパッキング。
最後のチェックイン。

そう帰国。

いやー長かったなって。

ロックフェラーに登って夜景を見た時に、全て見切った!って思ってから、もう安心して帰国できる。
それまで、長期旅人が味わう帰国へのカウントダウン、そして恐怖感もあったけど、それが一気になくなったし。
もう大丈夫だって。

今まで持ち運んでいた食料バックやら、日用品やら、ビニール袋などなどもういらないものを全て宿にいる人たちにあげて。
そしたら持って帰るものがすっからからで背負ってる感じが全然でなかったのにはびっくり。
なんで55リッターのバック背負ってるの状態。


これを背負って強烈な風が吹いていても、大雨が降っていても歩き回っていたけど、これが最後になるなんて。
靴底なんてほんと磨り減ってトレッキングシューズだったのにつるんつるんになって。
かかとの裏側なんてクッションまでもなくなって。


あーいよいよ。


乗るのはもちろんこれ。

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やっぱりJALでしょ!
てか今まで海外に出て帰るとき日系の飛行機会社が苦手だった。
だから極力マイルをためるためでも他の航空会社に乗るようにしてたりもした。
でもその一言がなぜか今回すごく心地よく聞こえた。
搭乗したときに言われる魔法の一言。

「お帰りなさいませ」

あーもう日本に向かうんだって一気に実感がわいてきた。

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和食を選びたかったけど日本で食べるって決めたから我慢して我慢して。
でもリフレッシュメントで出てきたパンが、ゴマが振ってあるからアンパンかと思ったら、なんとクリームパンで、それがそれが非常においしいクリームパンだったとき、思わず涙が出そうになるほど感動したりもして。
感動しすぎて写真撮ることすら忘れてしまったけど、これだけは忘れず撮りました。

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すごいよ、ほんと日本の味だ!!
海外から日本に初めて来る人級に何もかもに感動しながらのあっという間のフライト。

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日付変更線超える時なんだかんだ凄くうれしかったのと、ほんと地球が丸いんだって実感もして。

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窓側の席だったから何度も何度も下をみて今どこか確認して。
成田が近くなって着陸態勢に入って、利根川河口の銚子が見えた瞬間、何かうれしいものと、そして達成感がすごくあった。
どどーんと着陸した瞬間、誰もやらないのわかっていても、拍手している自分がいた。
南米の飛行機着陸と同じように。

ボーディングゲートに出た瞬間に強烈な湿気を感じた時、日本に着たんだなって思った。

表示が日本語だったときすげーって感動してしまった。







でも。












でも。










なぜか帰国審査のとき、パスポートを何度も確認された自分がいた。
何度も入国審査で引っかかることがあったから慣れていたけどびっくりもした。

でも旅人の噂話や、実際に声かけられた人の話を聞いているから楽しみにしていた帰国審査。
こうすればいわれる可能性が高いっていう技も聞いて、試してみていた。
審査官が言ってくれる魔法の言葉があるって聞いていた。


「お帰りなさい」って言ってくれるって信じてた。

































「・・・」












え、無言でパスですか・・・



せめて「はい」って言ってほしかった。
それそらもなしですか・・・


その瞬間、日本にきたことを改めて実感してしまった。


ATM探して日本円をおろす時、ATMにプラスマークがついてないけど、日本の銀行だから大丈夫だろうとカードいれたのに、「このカードではおろせません」という表示が出た時、生きていけるのか真剣に悩んだ。
それが一回ならまだしも2回もあったから本当に悩んだ。
そして気がついたら日本のATMの使い方が分からない欧米人2人に使い方を教えてあげたのに、自分が降ろせなかったからその人たちと一緒に爆笑していた。

「君、ほんとに日本人?」
「だと思うんだけどもね・・・機械に嫌われたのね」
「日本人以外には反応しない機械かもね!」

そういわれたとき変な安心感と、日本の微妙な不親切さを実感してしまった。


自らにお金が払われる時のサービス、親切さと、そうではないときの不親切さ、無関心さ。


重たい荷物をもってる人を見てみぬ振りをする不親切さ。
目の前にお年を召した人がきても、まず携帯電話をいじり始める、スペースを作らない他人さ。

荷物たくさんあったけど、譲ってあげたら逆に驚かれた。
いや、それ普通じゃないのって。

電車の中では誰もが携帯電話を必死に眺めていた。
いやそれか寝ていた。
車掌のアナウンスだけが鳴り響く様子に、凄く違和感を思ってしまった。



「日本って全てロボットなんでしょ?」
「そうだよそれが日本の技術なんだもん」

ザグレブからブダペストに向かう電車の中、同じコンパートメントだったスロベニア人との会話を思い出してしまった。
そのときは笑いながら話していたけど、ほんとにそうだと実感するとは思わなかった。


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