月曜日の日経新聞「私の課長時代」というコーナーで、
アサヒビール社長、泉谷直木さんが取り上げられて
いました。
(以下、引用)
ある日、会社の廊下でばったり会った樋口会長に
「悩みはあるか」と聞かれました。
「ありません」と元気に答えると「仕事をしていない
証拠だ」と怒鳴られました。
次にあった時もまた「悩みはあるか」と聞かれたので、
思いつくままにいくつかの悩みを打ち明けました。
すると今度は「重要な順に答えろ」。
樋口さんはいつもそんな調子で社員を鍛えていました。
「1分1秒も無駄にしない」という経営者の気迫を
感じました。
(引用おわり)
今、仕事上の悩みはもちろんあります。
でも、とっさに「今の悩みは?」と聞かれ、重要な順に
すぐに答えられるかというと、ちょっと時間がかかり
そうです。
こういう日々の積み重ねが、後のアサヒビール社長を
生んだんですね。
この話をどう生かすか。それを積み重ねられるか。