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本日は東京都合唱祭です。
今回の曲は
池井昌樹さんの詩『手から、手へ』に
名田綾子さんが曲を書かれました、5曲からなる組曲のうちの
【手から、手へ】を歌います。
ー優しい父と、優しい母との間に産まれた
お前達は
優しい子だから
お前達は
不幸な生を歩むのだろうー
と歌い出します。
ー優しさだけを手渡され
戸惑いながら
石ころだらけな
険しい道を
歩むのだろうー
未来に羽ばたく子ども達へ、永遠に揺るぎのない親の気持ちを綴っていて、
それはもっと前の世代からずっと受け継がれてきたこと=命のバトンと表現する。
親から、子供へのメッセージなのだけど、
親から子へ限らずとも、
大切な人の死に向き合う時、
これはバトンなのだと思うと腑に落ちる。
全ての人に
生きる勇気と力を与える歌になるのではないかと思う。
ーどんなに優しい父母も
お前達とは一緒に行けない
どこかへ
やがては
還ってしまうのだからー
ー助けてやれない
やがてはかえってしまうのだから
助けてやれない
何一つー
しかしながらも、
優しさだけは受継いで
いつまでも手放してはならない
と締めくくられる。
子育ても終盤。
優しい心を育む。。
今までの子育てにピタっと重なり、
歌っていて泣けてくる瞬間がありました。
【優しさ】こそが親が子へ受継ぐべきこと
真の優しさとは、強さがあるからこそ成り立つと思うので。
優しさ=強さ
受け継がれたかな、、
受け継がれていると良いなぁと思います。
ちょっと話は逸れてしまいました
こちらの曲は
大学生の演奏会のために
作られた組曲ですが、
大人目線の入る
【手から、手へ】
もまた違った趣きになるのではないかなと
思いつつ…
歌ってまいります!