私とさとみちゃんが帰国し、無事3人が日本へ戻ってきた1週間後
2人がウチへ遊びに来た
今はそれぞれ実家暮らし中。住む場所もみんなバラバラ。
2人に会った瞬間飛んできた言葉。
“遠い 遠すぎる”
ってブーブー言ってた
千葉だからと言ってなめたらいけません。
ここ館山は、東京から意外と遠いんです
電車だったら3時間はかかる。
車だったら2時間ぐらいかな。
旅で、長距離移動は鍛えられたはずの2人だから 余裕かと思ってたけど・・・
今回ウチに来た目的は、
ボリビアから3人まとめてウチに送ったお土産物を取りに。
家庭訪問
魚を食べる
こんな感じでしょうか
Welcome 南房総~
今日は妹が仕事が休みだったので、車を出してもらったの
田舎ですから・・・車がなければ移動できなーい。
私も免許は持っているんだけど、もうかれこれ2年は運転なんてしてないからね
ってことで、今日は妹に運転を任せた
えみちゃんの運転で、まずはランチ~
『やまと』という回転寿司へ
ここは私が実家に帰ってくると よく行くお寿司屋さん
お腹いっぱいになったところで、4人で館山をドライブ~
このあたりには、『道の駅』と呼ばれるその土地の特産品が売られている施設があちこちにあるんです
南房総に来たら、道の駅巡りでもしてはいかがでしょうか
まぁ、他にすることないしね
今日は雨だしね~。
海に行ってもしょうがないから、海は車から眺めることにして・・・
安房神社に行ってみた
去年、旅に出る前にここで引いたおみくじに 『旅立よし』って書いてあったんだ
小吉のくせに、そこだけいいことが書いてあって嬉しかったのを覚えています
帰国後 初おみくじ 3人で引いてみた
ら・・・
私と葵は大吉だったーやったぁ~
私のには、またまた『旅立よし』って書いてあった
さとみちゃんは・・・小吉。
さて
ウチに到着
我が家の愛犬マロンが2人の到着を待ちわびていました
耳を曲げ、シッポをブンブン振り回しながら、遊んでーって 大興奮
動物好きのさとみちゃんは、いつものように楽しそうに遊んでる・・・
けど 葵は・・・
その もの凄い勢いのマロンに・・・
ドン引き
3人で夕食
ママお手製のお魚料理がずらり
今日はしっかりお魚いっぱい食べていってねー・・・って、それにしても魚ばっか。
3人でご飯を食べてたら、何だか面白くなってきちゃったよ
こーやって3人で 日本で 日本食を食べてる・・・
何だか不思議だったし、変な感じ
葵は明日から仙台に行くということで、夜のバスで帰って行きました
さとみちゃんはお泊り
遅くまでガールズトークが続いたのは言うまでもありません
オーストラリアで夜空を見ながら話をしていたのを思い出した
この1年、たくさんたくさんおしゃべりしてきたね
くだらない話から真面目な相談話まで何でも。
ふと思ったことを口にしてもすぐに反応してくれる。
不安に思ったことがあれば、すぐに相談。
1人で抱え込む必要などない。そう思えた。
1人旅とは違って、3人旅だと心を許せる存在の2人が常に側にいてくれる安心感がある。
信頼できる相手が側にいる事。
それは、常に気を張っていなければいけない旅生活の中ではとっても有難い事
バックパックを背負っての移動中、
バスや電車のターミナルでトイレに行きたくなった時や、チケットを買いに行く時、
バスや電車に乗っている時にちょっと席を外す時でも、
“ちょっと荷物見てて。”って頼める。
こんなちょっとした事だけど、長期旅行者にとってはこーゆう事でさえ、大変なことなんだ。
1人だったら、背負っていくか、どこかに荷物をくくり付けていくか。
また、思い出の共有ができることも私たちの旅の利点。
毎月記念日を迎える際、今までの旅での出来事を思い出しては笑いあってきた。
それ以外でも、ふと思い出す瞬間があったり、
写真を見ながら、その時のことを思い出してはおしゃべりが続く。
そして、それぞれの得意分野が違うからこそ、うまくバランスがとれていたんだと思う。
自然とそれぞれが自分に出来ることを意識し、自分から動くことで、
誰かに頼ってばかりとか、誰かに負担が多くかかるとか、そーゆうことにはならず、
私たちの旅であり、自分の旅だ という意識で旅に臨んでこれた。
少なくとも私はそう思って旅をしてきた。
3人で支えあう
私は方向感覚ないから、それはさとみちゃんに任せる
私は付いてくだけ
私は人見知りするから、友達作りは葵に任せる
じゃあ、私は料理するね~英語で交渉するね~
そんな感じ
3人合わせれば無敵になるのです
こんなことが出来るのも3人旅だったから。
ちょっとの私の変化にもすぐに気づく二人。
ノド痛いな~、体ダルイな~、疲れたな~。
悩み事があったり、不安なことがあったり、落ち込んでいたり・・・
ツライ時こそ笑っていようとしても、それもお見通し。
“何かあった?”
“体調悪い?”
いつもの私と違うことにすぐに気づいてくれる心強い見方。
“無理しないでね。ツライときはツライって言ってね。何も役に立てないけど、1人で頑張りすぎないで。”
って言ってくれる。
なんだかんだで私が一番体調を崩し、2人に迷惑をかけてきた。
日本では滅多に引かない風邪も、見知らぬ土地ではいろんなことが身体に積み重なり、崩しやすくなる。
そんな時、誰かが側にいてくれる安心感は本当に心強い。
1人だったら水を買ってくることさえ大変なこと。
この1年間、“私たち3人旅です!”って言ったときに、1人旅の人たちから1番多かった質問。
“3人旅って大変じゃないですか?”
最初はその意味さえもよくわかっていなかった私。
1人旅のほうがよっぽど大変じゃん!って思ってた。
いつも1人で、全部1人で、心細くなったりしないのかなって。
でも旅慣れてくると1人旅の人が言う『3人旅の大変さ』というものがちょっとずつわかってきた。
人に合わせることの難しさ。
そりゃ~色々と出てきます。
それぞれ好きなものや興味が違うんだもん。当たり前だよね。
観光は一緒にすると楽しい。
だけど、たまには1人の時間を。自由行動の日を作ったりね
1人で過ごしたい日があればそうすればいい。あとの2人だって自由にやってますから
そんな工夫があれば、3人旅だって1年続くんです
旅を終えた今、私は胸を張って言えます。
3人旅でよかった
2人がどう思っているかはわからないけど、
私はやっぱり3人旅が出来たことは私にとって本当に良かったって思える。
1人旅をしていたらまた違ったステキな楽しい旅だったかもしれない。
でも、私が経験した1年間のこの楽しかった旅を味わうことは出来ない。
友達と旅行をする機会はこれからますます減っていくと思う。
もう葵とさとみちゃんと海外へ旅行へ行く機会などないかもしれない。
1人旅はいつでも出来る。
けど、人と予定を合わせて行くことって難しい。
今しか出来ないこと。
世界一周
そして、
友達と旅をすること。
この1年は本当に本当に楽しかったんだ。
葵とさとみちゃんが一緒だったからだよ。
ほんとにほんとに
あ り が と う
これからもずーっと旅の思い出話で盛り上がることでしょう
この1年間の思い出は私の一生の宝物です