【小さい頃に乗りたかったメーヴェ】
風の谷のナウシカで、主人公ナウシカが駆るメーヴェは、ドイツ語で”カモメ”のことらしいです。
たしかに、翼の折れ曲がった形状が飛んでいるカモメの姿に見えます。
ナウシカが乗れば、疾走する王蟲の足元をかいくぐったり、トルメキアのコルベットの機銃の弾をスルスルと避けたりと、アクロバティックな飛行が可能です。
小さい頃にナウシカを見て衝撃を受けて以来、いつかメーヴェに乗ってみたいと切望していました。
いまでもその思いは変わりませんが、むさ苦しいオッサンが白いカモメを模したグライダーに乗っていても誰も喜ばないでしょうし、僕は高所恐怖症なので飛行機は見る・作る専門です。
ということで、今回はバンダイ製のメーヴェを作っていきたいと思います。
【ナウシカのポーズがどうもしっくりこない件】
仮組みしてみます。
日本が世界に誇るプラモデルメーカーのバンダイ様には大変申し訳ないのですが、なんというかポーズがもうちょっと、こう..
ポーズを変更したいと思うのですが、真っ先に思いつくのが足をまっすぐ伸ばした”グライディングポジション”です(以下、足ピーン)。
多くの人がメーヴェに乗るナウシカを思い浮かべたとき、足ピーンを連想することだと思います。
しかし、キットのナウシカは胸部から上部分が反っていて、足ピーン姿勢にした時にのけ反りすぎるような気がします。
体幹を切った貼ったしていると大改造になり、仕上げる自信がありません。
ここは、小改造でも躍動感のある姿勢に変更したいと思います。
↑のような、足を閉じてグッと右回旋するように力を込めた姿勢に変更しようと思います。
はい、姿勢を変更しました。
書くと一行ですが、メーヴェ天面のバーを掴む手と、揃えた両足の位置を保ちながら右回旋するよう腰を入れた姿勢を再現することに難渋しました。
【特に記事にすることもなく完成】
メーヴェはLEDを仕込んで電飾しようかとも考えましたが、諸先輩方のサイトやブログを拝見していると、思いのほか大変そうだったので、ナウシカのポーズ変更に留めました。
特に変わったこともなく、エアブラシで塗装して仕上げました。
エンジンパーツを外してコトブキヤのフライングベースに取りつけることができるよう改造しました。
これでフレキシブルにメーヴェの角度を変更することができ、「機首を持ち上げて制動をかけながら右回旋しますよー」という躍動感を出すことを目指しました。
【感想】
バンダイのナウシカ関連キットの中では、あまり手を加えずに完成させてしまいました。
キットの素性は素晴らしく、普通に組み立てるだけで何度も見返したあのメーヴェが卓上に再現されると思います。
これからも機会があればナウシカ関連作品は作っていきたいと思っています。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。