「記憶にございません」というフレーズで思い出すのはロッキード事件。年代がバレバレ(笑)

中井貴一演じる悪徳総理大臣が記憶喪失になり善人になっちゃって起こす騒動が痛快でした。

でも最後の最後にどんでん返しがあり、実は途中から記憶が戻っていたっていう。まったく気づかなかったけれどもそうだったのねみたいな終わり方でしたが、これが気持ち良かった。

人間誰しもやり直したいことがある。この非道の悪徳総理にもそんな気持ちがあったという設定が面白かったです。

頭にボールがぶつかり引っ込み思案の自分を解放して総理大臣になろうと思った人が今度は頭に石が当たって記憶を無くしたことによりまた自分を変えようと思うっていう。この人には良心の呵責があったのね。

自分ではなかなか変わることが出来ないけれどもきっかけさえあればと悔やんでいたんでしょうね。

日本の総理大臣はこの国をどうしたいと思っているのかしらね。当初それほど変わりないんじゃないかと思っていた消費税増税が最近ひしひしと応えています。

 

神様は人を良い行いをするために作ったのだから、世の中ほんとうの悪人はいるのかなっていう気持ちになった映画でした。罪を憎んでも人を憎まず。こんなこと出来るのはたぶん神様しかいないんじゃないと思っていたけれども神様によるのなら人も人を許すことが出来るのかな?そんなことを考えさせられた。

悪い人に仕える人は悪い行いをしちゃうし善人に仕える人はいい行いをするんだっていうのも考えさせられた。類は友を呼ぶじゃないけれどもかかわる人を選ぶことも必要。サタンとイエスとどちらに仕えるかっていうのは人間の選択にかかっている。だからこそ神が造ってくださった本来の姿でイエスに仕えるということが必要という重要なことを思い起こさせました。