「異文化をどのように理解するか」について、学んだことや自身が考えたことについて書きます。最後まで見て下さると嬉しいです。

 

 

早速ですが、異文化の捉え方は時間の流れとともに主流な考え方が変化してきています。

そのため、歴史をさかのぼって考えてみます。

 

 

少し前には、文化相対主義の考え方が主でした。

 

文化相対主義とは、

《ある文化が優れている、劣っているということはない。どれが正しいというのはなく、すべての文化を尊重すべきだ。》

という考え方のことです。

 

一見、正しく見れる考え方ですが、日本を含めた世界の中には良くない文化を持っている国も少なくありません。

例えば、アフリカ大陸の西アフリカに多い文化である、一夫多妻制があります。

これは良い文化と言えるのでしょうか?

 

少なくとも、日本に生まれ育った私には男性優位社会を作り出すあまり良い文化とは思えません。

認めるべきではないと思います。

なぜなら、文化相対主義の考え方から、一夫多妻制などを文化として認めてしまうと、

人権を抑圧しながら、これがこの国の文化なのだからといい、国を正当化することができてしまいます。

 

こうした状況から、次第に普遍主義という考え方がされるようになってきました。

 

普遍主義とは、

《全世界で共通する考え方を探り、定めるべきである》

という考え方のことです。

 

しかし、この考え方はアメリカやヨーロッバ以外の国からの反発が多いです。

なぜなら、さっきの例をあげると、一夫多妻制文化がある国・地域に生まれてきた人は、一夫多妻制が普通なのかもしれません。
そのため、男女平等の考え方をするアメリカやヨーロッパに西アフリカなどが合わせる必要ないという人もいます。

 

そして、主流となってきた考え方が、文化多元主義です。

 

文化多元主義とは、

《文化の多様性を認め合い、尊重しながら、話し合って共通認識を定めよう》

という考え方のことです。

 

ただ、元々考え方が違う人同士が話し合っても、お互いに理解しあえることは少ないです。

なぜなら、ネズミを食べない日本人に、ネズミを食べましょうといっているようなものだと考えられるからです。

お互いに理解する、話し合って解決しようと思わず、文化は理解しあえるものではないという前提で平和的に共存するほうが良いという人もいます。

 

色々な考え方を見てきました。

どの考え方にも、メリットとデメリットがあります。

私は、世界各国の代表が多数決で基本的人権などの基本的な考え方を決めたうえで、各国の文化を尊重していくことがいいと考えます。

基本的なところだけ決めることで、世界平和に繋がると思うのと同時に、各国の大切な文化の多くが失わずに済むと思うからです。

 

そして、実は、国際法という世界共通のルールがもう存在しているのです。

しかし、この国際法と日本の憲法はどちらが上であるかという議論が続いています。

日本は国際法を日本の法に落とし込むことで、この共通のルールを守ってます。

 

このように、現在、世界は異文化同士の共通点を作りながら、平和的な共存を目指しているのです。