ドイツ優勝で幕を降ろした、W杯。
手に汗を握る展開、決勝に相応しい戦いでしたね。
決勝の舞台、90分間で決着つかず、延長。流血騒ぎでゲームが止ま
りそして、誰もがPK勝負かと思った、時間帯。実況も会場もTVの
前の観客も、さあ残り7分両チームの最後の踏ん張り、PK戦に向け
ての、息継ぎの為のわずかな時間、30秒。一息ついたわずかな隙を
見事にチャンスを作り、得点に結びつけたFINE GOOL。

子供の試合でもあるのですが、すべての時間が止まり、相手の1人、
もしくは2人だけがピッチでクローズUPされる、恐ろしい瞬間。
ゴールの中で制止するボールを見て、「なんで、どうして。」

強豪国の敗退、若さを武器に勢い溢れる中堅国の躍進、今まで築き
上げた国の戦術ポリシーを捨ててまで、勝利に執着した戦術家、そし
て、大国の大敗。
様々なドラマを演出してくれたW杯でした。指導者としても大変勉
強になり、また、サッカーファンとしてもいろんな意味ですばらし
い大会でした。

このW杯を契機に世界のサッカーは変動期に入る気がします。その
流れを見極め、子供達に必要なサッカーの大切な要素を伝えていめ
ればいいと思います。