どうも!ダイビングインストラクターのセイちゃんです。
今回のテーマは「耳抜き」がうまくいくコツについて。
わかりやすく、詳しくご説明していきましょう。
耳抜きは、あなたも不安に思うように初めてダイビングする人にとって、
大きな不安要素のひとつ。
耳抜きがうまくできなければ、深く潜ることができないので
ダイビングを楽しむどころではありません。
それどころか、あまりの耳の痛さに
苦痛しか残らない嫌なダイビングになってしまいますからね。
「友達が前にダイビングしたとき、耳がめちゃくちゃ痛くなったらしくて不安・・・」
「前回ダイビングしたときに耳抜きがうまくできず、全然ダイビングが楽しめなかった。」
僕の経験上、体験ダイビングにご参加される多くの方から
「耳抜きが不安」という話をよく耳にします。
初めてのダイビングを楽しい思い出にするために
耳抜きの最重要ポイントやちょっとしたテクニックまで
詳しくお話していくので、ぜひ最後まで読んでくださいね^^
一番重要なのは、耳抜きをやるタイミング
耳抜きがうまくいかない大きな原因として、
耳抜きをするタイミングを間違えている
やり方が悪いんじゃなくて、タイミングの問題。
一般的な耳抜きをするタイミングは、
「耳に違和感を少しでも感じたら、耳抜きをする」
と言われています。
ですが、初めてダイビングをする人は
「少しの違和感」というのを判断しにくいんです。
初めての呼吸器からからの呼吸に集中していたり、
キレイな水中に見とれていたりすると、耳の違和感を感じにくいんですね。
なので多くの方が「少しの違和感」を過ぎた、
「大きな違和感」を感じてから耳抜きをしようとしちゃうんです。
「大きな違和感」を感じているということは
すでに強い水圧を受けてしまっているので、耳抜きも出来づらい状態。
このタイミングのズレによって耳抜きがうまくいかないわけです。
耳抜きが必ずうまくいくテクニック
「少しの違和感」を見逃してしまい耳抜きがうまくいかないのを
防ぐためのとっておきのテクニックをお伝えしちゃいましょう。
それは、
一呼吸ごとに耳抜きをする
耳の違和感を感じてから、耳抜きをするのではなく
違和感がある、ないに関係なく一呼吸ごとに耳抜きをしちゃいます。
そうすれば、かなりこまめに耳抜きすることになるので
耳が痛くなることもなくスムーズに潜っていけます。
「でも、そんなにしょっちゅう耳抜きをしてたらダイビングを楽しめないんじゃ・・・」
大丈夫!そんなことはありません。
1回のダイビングで一番耳抜きが必要なのが最初の潜降(下に潜っていく)のとき。
ビーチからでもボートからでも、海に潜り始めは
水底を目指してゆっくり潜っていきます。
このとき水深が深くなるにつれ、水圧がどんどんかかってくるので
いっぱい耳抜きが必要です。
水底までたどり着いてしまえば、そこからは水深は大きく変化しないので
耳抜きの回数も少なくてすみます。
つまり、ダイビング中ずっと一呼吸ごとに耳抜きをする必要はありません。
とりあえず水底に向かって潜っているときだけ
一呼吸ごとに耳抜きをすることでスムーズ潜ることができます^^
耳抜きは誰でもできます!
人それぞれの体質によって、耳抜きがやりやすい・やりずらいはありますが、
耳抜きが全くできないという人はいません。(病気を除いて)
何度も言いますが、タイミングが超重要なので、
初めてダイビングをするときは
一呼吸ごとに耳抜きを意識しながら潜ってみてください。
初めてのダイビングが耳の痛みで苦痛にならないように
よ~く覚えておいてくださいね^^