昨日骨髄腫患者の会主催のセミナー、東京ブロック会に参加してきました。

セミナーは東京北医療セターで行われ、講師は国際骨髄腫先端治療研究センター

の三輪先生が務めました。 (13時~16時30分までのセミナーでした。)

 

私は2017年12月以来のセミナー参加です。

今回の参加者は100名を超えていたと思います。(定員140名?)

40代~70代以上と色々な年齢の患者さんたちが参加されていました。

が、やはり70代辺りの患者さんが多いです。

 

まじめな患者(9年経過)ではない私はしっかり覚えていません。。。。

(たぶんセミナーでの肝心な部分抜けているでしょう)

 

①三輪先生の挨拶

②国際学会での報告

2019年 ASH の演題から見えてくること

プロテソーム阻害剤は移植の有無にかかわらず有効

免疫調整薬も、移植の有無にかかわらず有効

・沢山の治療を経た後でも、単クーロン性抗体製剤は相当有効性が示された

Car-T療法は免疫療法の主役になりつつある状況

・移植の有無にかかわらず、全年齢で3者療法が頻用されている

3者療法→プロテアソーム阻害剤+免疫調整薬+ステロイド

・この3者療法に単クーロン性抗体を加えた4剤療法の高い奏功性が確立され始めている

 

③骨髄腫の歴史(薬の進歩)

・プロテアソーム阻害剤 ベルケイド、イプロリス、ニンラーロなど

・ 免疫調節薬 (IMiDs) サリドマイド、レナリドマイド、ポマリドマイドなど

・免疫療法 Car-T
 

④骨髄腫の歴史(治療の進歩)

・ VRD療法:(ベルケイド+レブラミド+デカドロン)

・自家移植(内臓年齢によってではあるが現状一番良い)

 

⑤骨髄腫判定方法

・タンパク分画

 

私自身が感じたこと(ほかの方は色々あると思います)

・多発性骨髄腫は治療していても変異するので、少しの体の変化、異常を感じたら主治医に絶対言う。

(結構我慢しちゃいます。)

・自分の治療には最新の治療、薬を選んでくれていることがわかりました。(先生任せ)

・完治は難しい。が、のらりくらりと続けていれば新しい治療方法が見つかる。

(薬の進歩は目覚ましい勢い)

・ 自家末梢血幹細胞移植のための造血幹細胞の末梢血中への動員促進  モゾビル

(2回目の移植時に、こいつがなかったら十分な造血幹細胞取れなかったかもしれません)

 

不安は尽きませんが、骨髄腫患者の会のセミナーにて現状を把握すること。

大変有意義な時間を提供していただけたことに感謝です。