
こんにちは!
電車に乗っていたら外国の人が「よいしょ
」って言いながら座っていました。
日本在住歴が長い人なのかな?
よいしょは人類共通なんだなと、ほっこりした出来事でした![]()

今日の記事は、n=1の見解です。
話半分で聞いていただけたらと思います![]()
では、始めます![]()
保険診療を行っている病院は、国が決めた保険点数で診療や検査の値段が決まっています。
そして、その保険点数は昨今の物価高を反映していません。
今月の診療報酬改定でようやく2-3%上昇しましたが
ネットに落ちていたデータによると物価は2020→2025年で12%上昇しているらしいので、到底足りないし
体感もっと上昇してそうですけどね、、、

厚生労働省のデータによると日本の大きな病院は8割、分野によっては10割が赤字だそうです![]()
プラス、ここ数年の赤字の蓄積もあります

私の勤務先も年単位で赤字のため、経営層からはとにかく収入を増やせと言われているのですが
っていうか増収案を考えるのって臨床医の仕事ですかね
?
私のような末端の勤務医にできる施策なんて患者人数を増やすか、診療単価を増やすかの二択で限られているわけです。
が、患者さんの人数はそう簡単には増えないので、患者さん1人あたりの診療単価を増やすのが一番即効性があります。
で、そのために何をするのかというと、あまり必要のない検査を追加でやるのです![]()
で、検査をすれば当然患者さんの窓口での支払額も増えるので
私がついつい見てしまうのは、患者さんが何割負担かということ。
患者さんが何割負担なのかが医者に見えてしまうのもよくないと思うんですけどね![]()
3割負担だと患者さんに申し訳ないから検査を入れにくいと思う一方で
生活保護や身体障害者1級を持っている人たちはどれだけ検査をしても医療費が無料なので、遠慮なく検査を入れてしまうのです。
自己負担がある人たちにはその検査の必要性を説明して同意を得ないといけませんが
自己負担がない人たちは大抵ふたつ返事で「はい、やります」って言うので、こちらとしても精神的に楽ということもあります![]()
いやーおかしいですよね![]()
生活保護や身体障害者1級に頼った増収は絶対におかしいと思います。
おかしいと思いますが「病院が潰れないために、患者さんに余計な検査をしている」という罪悪感があるので
自己負担がない人たちについつい検査をしがちになってしまうのです![]()
でも、患者さんの支払いが無料って言ったって、その財源は私自身も払っている税金ですからね。
身銭を切って病院の収入をあげてるようなもので、一体私は何をやっているだろうと思います。
ものすごくモヤモヤしますが、そうしないと病院が赤字すぎて潰れてしまうのが現状です![]()

さらにいうと、リハビリで通院している50-60代の患者さんは生活保護の方も多いです![]()
働いていないので通院する時間があるし、医療費は無料ですからね。
逆に、3割負担の患者さんは働いているので、平日日中に病院にリハビリに来る時間なんてありません。
ちゃんと働いている人達が払っている税金で生活保護の人達が運動しているわけで
いや〜これってどうなの?と思ったりします![]()
でも、病院は赤字なので、生活保護であろうが何であろうが、患者さんがたくさん来てくれたらありがたいのです。
これは余談ですが、たぶん往診もそういう面があると思います![]()
往診は通院より高くて、1割負担で毎月8000円、3割負担だと毎月2万4000円前後かかります。
毎月数万円の年金生活です、みたいな方には医療費を毎月こんなに払うのは難しいです。
なので往診導入出来るのは、お金がある人か、同居している娘や息子が払ってくれるか(施設に入るよりは安いという面もある)、医療費の自己負担がない人たちです![]()
N=1の感想ですが、私は往診のお仕事を手伝っていた時、「この人達は自分でお金を払うとなっても往診を契約するのかな
」と思う人も多く
往診って生活保護や身障者1級がいいお客さんだな、なんて思ったこともあります。

というわけで、個人の感想をつらつらと書いてきましたけれども
最後にちゃんと言っておきたいのは
私は医療費の自己負担がない人たちがずるいとかそういうことを言いたいわけではありません![]()
自己負担がない患者さん頼みで収入を得なければ潰れてしまう今の医療体制はおかしい。
国が決めた保険点数に従えというのなら、必要な人に必要なだけの検査・治療をしても、ちゃんと病院経営が成り立つようにしてほしい![]()
というのが私の願いです。
それでは今日はこのへんで![]()



















