『バッシング』

おススメ度★★★☆




2005年
日本

脚本・監督:小林政広
キャスト:大塚寧々
     占部房子
     香川照之


2004年にイラクで起きた日本人人質事件を基に描いたある女性の成長記。


周りから孤立しながらも自らの道を歩もうともがくヒロイン高井有子を占部房子が演じる。


実体のない“世間”からの批判


『バッシング』 強く叩くこと。手厳しくやっつけること。


そして、じわじわと有子の家庭を追い詰めていく様がリアルに描かれている



占部房子演じる高井有子は中東の国でボランティア活動をしていた


しかし武装グループに拉致監禁されることになるが無事解放され帰国する。


実家のある北海道に戻ってからも彼女は毎日“世間”から激しいバッシングを受ける


毎日鳴り響くいたずら電話と心無い批判のメッセージが留守番電話に流れる


………


ある日、香川照之演じるアルバイト先のホテルの支配人にも有子は突然クビを宣告される。


それも、バッシングを受けている有子のせいで職場の雰囲気が悪くなっているというなんとも理不尽な理由だった


そして、その矛先は有子の家族にまで及んでいくことになる


有子に対するバッシングが有子の父親の会社にまで影響を与えていく


結局、父親は余儀なく退職を促されるままに会社に辞表を出すことになる


大塚寧々演じる母もその生活に限界を感じ始める


有子はそれでもわが道を行く


その先に待ち受けている悲劇をものともせず…


この家族に待ち受ける未来とはどんなものだろうか!?






観終わってからなんとも言えない気持ちになりました。


自分の経験に照らし合わせてしまった部分もあり
個人的にはこの映画は胸に刺さる想いでした。


相撲界、スノーボード界、政界、芸能界……


報道が拍車をかける部分もありますが、それ以上に感情が何より怖いと感じることがあります


これは、もっと身近な自分の生活の中にも
いつバッシングを受けても与えてもおかしくない危険性があるような気がしました( °д°)


“自己責任”


この映画で印象的なキーワードでした。


被害者と言えばそうだけど、じゃあ加害者はだれなのか?どこなのか?


目線がとっても印象的でした。


製作費かかってないですが
深い映画だったと思います



《こんな人におススメ》

感情に流される傾向が強い人

人から同情されやすい人

八方美人にはなれない自分を持っている人

辛抱強い人




ちょっと最初は辛抱のいる映画ですが…悪くなかった

社会派映画と言えるかわからないけど、何かが残った映画でした


忘れないようにしよっと(-_☆)