18日未明に起きたウクライナ上空に於けるマレーシア航空機撃墜により、市場ではリスク回避の突風が吹き荒れました。


その煽りから、土リラ円は、カチコチの支持線であった47.5レベルを割り込み、3ヶ月半ぶりの安値(47.11)をつけました。


土リラ円 4時間枠

TRYJPY_140721_H4



土リラ円の見通しについては、今月初旬に記したもの(『土リラ円: 長居は無用?』 )からほとんど変わっていませんが、ここに更新してみます。


土リラ円 週枠

TRYJPY_140721_W1


BB20は収束が、MA20は上昇が、それぞれ継続中。

勢力は弱まりつつあるものの、今週・来週、この状況は続きそうです。


位置取りとしては上下どちらにも動けるんですが、6月中旬からMA20を挟み込むようにした値動きが続き、なかなか方向性が現われません。


そんな中、トルコ中銀は、17日、またもや主要政策金利(1週間物レポ)を0.5%引き下げ、8.25%にする決定を行いました。


このように、土リラ円が上昇する事由は、今のところ見当たらないんですがあせる、米ドル円と米ドル土リラ、それぞれの変動のタイミングのズレから、48円前半に上昇することがあるようなら、蓄積してきたポジからの離脱を考えたい…と思ってます。



さてさて