今週も取引はオアンダJPに於ける土リラ円のみ。
来週前半は、短期的なクロス円の下げ調整が入りそうに思えるので、週末を迎える前に土リラ円の買い取引から離脱しておきました。
また、米ドル円取引用として、FX総資金の2/3分が置き去りになっている FXCM JP から、その半分を出金し、遊軍として待機させることに。 出動先は未定ですが、相場に応じた投入を考えます。
ところで、5月が終わり、月間成績は 1,389.1pips。
連続月間プラス記録は更新され、最低だった先月よりかは改善したんですが、低迷が続いてます。
ボラティリティが小さいですから、しょうがないですね。
来月6月は欧米金融機関・ファンドの中間決算期。
これまでキャリーしてきたポジションを手仕舞う動きが現われ、相場環境に変化がなくとも、トレンドが反転することが多々あります。
とは言いつつも、メジャー通貨の対米ドル年初来変動率を眺めてみると、
日本円と豪ドルを除いて、すでに5月初旬から米ドルへの買戻しが現われてます。
米ドル円については、シカゴ商品取引所に於ける投機筋の日本円売り(ショート)が、『アベノミクス』 という言葉が出現する以前(2012年11月時点)レベル(黄色点線)まで減少しているにも拘らず(下図)、盲信した崩落は現われません
輸入超過による実需の円売り・米ドル買いと投機的な魅力の薄れた日本円ショート解消とが上手くバランスして、ボラティリティが抑え込まれているのかもしれません。
ということは、
投機筋の整理がひと段落つけば、日本の輸出入環境が反転することは容易じゃないでしょうから、米ドル円は上昇トレンドが現われ高値圏(105~110)を維持することになるんだろうな…と思います。
来月、米ドル円の月枠MA20は97.875円付近へ上昇して始まります。
米ドル円 月枠
このレベルを中心として、早番・遅番の買い下りEAを稼働させてみようと思ってます。 早番は週末終値のちょっと下方から始まり、遅番の最後は94円くらいです。
さてさて、来月もがんばります