3月も半ばを迎え、為替相場では、年度末決算による本邦勢の動き鈍化と対照的に、海外勢の活性化が顕著です。


週明け4つの売りポジでスタートしたユーロポンドですが、さらに16個のポジが追加となり、合計20個のポジを抱えて週末を迎えました。

まるで、この時期の梅の花みたいですね。


ユーロポンド 日枠 FXCM

EURGBP_140314_D1_FXCM


また、先週103円ミドル超えまで上昇していた米ドル円が、あれよあれよと言う間に下落し、前回レベルの 101.60 からポジが建ち始め、8つの買いポジを抱えました。


米ドル円 4H枠 FXCM

USDJPY_140314_H4_FXCM


その他、豪ドル羊ドルでも、1.0550 で2度買いポジが建ったんですが、いずれも早々と離脱しています。



さてさて


20個の売りポジが建っているユーロポンドですが、今週は週明けから一方的に上昇し、今年の抵抗線であった 0.8350 を突破。 個人的な限界レベルと思っている 0.8400 へあと 20pips あまりというレベルまで上値を伸ばしました。


ECB総裁の朝令暮改的な発言とウクライナ情勢が気になりますが、まだ上昇の余力を残しているように見えます。


ユーロポンド 週枠

EURGBP_140314_W1


BB20は収束が、MA20は下降が、それぞれ継続中。


チャート上の値動きと、そこに描き出されているボリンジャーバンド+移動平均線の形状から、0.8400 前後が限界(天井)という見解を変えていません。 どうなるでしょうね…。



もう一方の米ドル円ですが、

米ドル円 週枠

USDJPY_140314_W1


こちらも、BB20は収束が、MA20は上昇が、それぞれ継続中です。


ウクライナ情勢次第なんでしょうが、これからは『MA20を抵抗線にした下値狙い』といった展開になってゆくんじゃないかな…と思ってます(来週のMA20は 102.5 付近まで上昇します)。

まずは今年安値の 100.75 が、次に大きな節目となる 100.00 が下値のターゲットでしょう。 ついてゆきます。



さてさて